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シリコンバレーが輝き続けられる秘密

2014年1月20日(月)

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 「社長室のドアはいつも開けてあります」。企業経営者の取材をしていると、しばしばこのフレーズを耳にします。社内の風通しの良さを象徴的に示す表現として、よく使われます。ただ、現実にはドアが開いていても、頻繁に部下が出入りする社長室もあれば、誰も近づこうとしない社長室もあります。それは物理的な要因よりも、社長自身の個性や資質で、コミュニケーションの密度は決まるからでしょう。米シリコンバレーをテーマにした今号の特集に取り組んでいて、そんなことを考えました。

 特集に詳報していますが、シリコンバレーには今、「コワーキングスペース」と呼ばれる複数企業が入居する共同オフィスが至る所に存在します。仕切りがなく、見通しの良いスペースに机といすが並ぶこのオフィス。よく見ると、どこかの風景に似ています。「大部屋制度」を採用している日本企業です。それだけではありません。シリコンバレーを代表する企業の間では、立派な社員寮や社員食堂を作ったり、運動会を催したりするのがブームになっています。これも日本企業にとってみれば、珍しいことではありません。

 ではなぜ、シリコンバレーはイノベーションの聖地として輝き続けるのでしょう。もちろん人と人の交流が促され、自然と協業が生まれる「舞台装置」に秘密の一端があるのは間違いありません。ただ、器だけに注目し過ぎると、「仏作って魂入れず」になってしまいかねません。やはり肝心なのは、自らの手でイノベーションを起こそうとする能動的な人たちが存在するかどうか。変革マインドのない人たちが大部屋に集まって会話しても、それは井戸端会議にすぎません。

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「シリコンバレーが輝き続けられる秘密」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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