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3Dプリンターはモノ作りの流れを変える

2014年9月1日(月)

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 何か革新的な技術や手法に対して、日本企業にはえてして過小評価する傾向が見られます。それが自ら「世界最先端だ」と信じて開発してきたものの価値を崩すような場合はなおさらです。

 古くは「ハイビジョンテレビ」が挙げられます。その後「ハイディフィニション(HD)テレビ」と名称が変わりましたが、アナログ時代のHD開発を主導したのはNHKを中心とする日本勢です。ご存じのようにその後、世界規格にデジタル方式が採用されアナログHD技術はお蔵入りに。日本の電機メーカーはデジタル方式に対応して一時、世界のテレビ市場で重きをなしましたが、それは日本のエレクトロニクス産業が力を持っていたからです。

 そして次に思い浮かぶのが「スマホ」。これに関しては改めて言及する必要はないでしょう。

 さて「3Dプリンター」です。30年ほど前に米国で開発され、細々と命脈を保ってきたこの技術がいよいよ花開こうとしています。約2年前に日本でも注目を集めましたが、海の向こうではその後も急速に進化を続けています。

 結果、直撃を受けそうなのは金型メーカーや工作機械メーカーなど。いずれも日本が世界的にも強みを持つ業界です。それだけではありません。3Dプリンターはモノ作りの流れそのものを変える可能性さえあります。マーケティングや製品企画の手法、物流、アフターサービスなど影響は多岐に及ぶでしょう。

 最先端にいると自分たちが信じているからといって、その技術が将来も主流であるとは限りません。ブレークスルーの歴史は非連続の歴史でもあります。

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「3Dプリンターはモノ作りの流れを変える」の著者

田村 俊一

田村 俊一(たむら・しゅんいち)

日経ビジネス編集長

1989年日経BP社に入社。日経リゾートを経て1993年から日経ビジネス編集部。日経新聞経済部、日経ビジネス・ロンドン特派員、日経ビジネス副編集長、日経新聞産業部次長を経て2014年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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