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不祥事を他人事と思うなかれ

2014年9月8日(月)

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 企業や組織の不祥事が最近、とみに増えているような気がします。経済がデフレから脱却しつつあり、15年以上続いたデフレ型ビジネスモデルが新しい環境に対応できていないからでしょうか。あるいは長いデフレで後ろ向きの心理が続いてきた組織にたまったウミが、一気に噴き出しているからでしょうか。いずれにしても大切なのは、不祥事から学んだ教訓を今後にどう生かすかです。

 本誌の名物コラム「敗軍の将、兵を語る」は、読者の皆さんに改めて言うまでもなく教訓に満ちています。約40年続いたこのコラムから何らかの「法則」を導き出そうというのが今号の特集の目的ですが、実際に導き出してみればそれらはある意味、「さもありなん」とも思えるものでした。しかし、その「さもありなん」が時代、場所を変えて繰り返されてきたのも事実です。

 繰り返される失敗の核心にあるのは、不祥事を他人事と思ってしまう心理にあるのではないでしょうか。大抵の不祥事は、当事者にとっては想定外のことが重なり、突如として起きる場合が多いものです。だから対応も後手に回り、被害が拡大する傾向があります。そうした歴史に学び、他人の経験に学ぶ。「敗軍の将」にならないための方法はこれに尽きます。

 今号のスペシャルリポートではベネッセコーポレーションで今年7月に起きた個人情報流出事件についても取り上げています。今や個人も企業の不祥事とは無縁ではいられません。「将」も「兵」もどう自分の身を守るか。内なる「異変」にいち早く気づき、それに素早く対応することだけが敗軍の法則から脱する唯一の方法のようです。

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「不祥事を他人事と思うなかれ」の著者

田村 俊一

田村 俊一(たむら・しゅんいち)

日経ビジネス編集長

1989年日経BP社に入社。日経リゾートを経て1993年から日経ビジネス編集部。日経新聞経済部、日経ビジネス・ロンドン特派員、日経ビジネス副編集長、日経新聞産業部次長を経て2014年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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