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霧島酒造の軌跡はどんな企業にも応用可能

2014年11月10日(月)

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 デフレ下の15年で急成長した企業は少なくはありません。しかしその多くはデフレに対応して価格を下げて量を追うことで成長した企業(ゼンショーなど)やM&A(合併・買収)で拡大した企業(日本電産など)、あるいは画期的な技術をテコに独占的な地位を築いた企業(日亜化学工業など)です。

 ところが今号の特集で取り上げた霧島酒造はそのいずれにも当てはまりません。価格を下げたわけでもなく、M&Aとは無縁で、しかも青色発光ダイオードのような革新的技術があったわけでもない。ただ唯一、「クロキリ」という新商品を武器に、全国制覇を成し遂げたのです。それが実現できた理由は…。取材班が見たのは、クロキリ急成長の背景に見え隠れする様々な最新経営理論でした。

 もちろん、霧島酒造の経営陣が経営理論を学び、それを基に経営してきたわけではありません。成長の過程で下してきた数々の決断が、「偶然にも」教科書通りの経営理論そのものだったということです。それがクロキリの爆速成長を実現し、霧島酒造を焼酎業界トップに押し上げました。ということは、同社の軌跡はどんな企業にも応用可能だということでもあるでしょう。

 M&A上手で知られ日本を代表する急成長企業でもある日本電産の永守重信会長は「日経ビジネス45周年記念フォーラム」でこんな趣旨のことを述べていました。「私は何も特別なことをしてきたわけではない。経営の教科書にみんな載っている。ただ、“徹底して”やってきただけ」──。霧島酒造もまた、徹底した経営で5000日を戦ってきました。記録ずくめのクロキリはまさに記録に値します。

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「霧島酒造の軌跡はどんな企業にも応用可能」の著者

田村 俊一

田村 俊一(たむら・しゅんいち)

日経ビジネス編集長

1989年日経BP社に入社。日経リゾートを経て1993年から日経ビジネス編集部。日経新聞経済部、日経ビジネス・ロンドン特派員、日経ビジネス副編集長、日経新聞産業部次長を経て2014年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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