SBIホールディングスとそのグループ会社SBIジャパンネクスト証券は8月17日、私設取引システム(PTS)「ジャパンネクストPTS」の本格サービスを8月27日より開始すると発表した。SBIイー・トレード証券をはじめ、GMOインターネット証券、ゴールドマン・サックス証券といった複数の証券会社が参加する夜間取引市場として運営する。
ジャパンネクストPTSは、営業日の夜19時から23時50分まで運営する。国内の6証券取引所に上場する普通株式や上場投信(ETF)、不動産投信(REIT)の大半を含む約4000銘柄を取り扱う。
取引システムの中核となるとなるマッチング・エンジンについては、欧州取引所連合ユーロネクスト系列のシステム会社である仏Atos Euronext Market Solutionsから製品のライセンス提供を受けた。ジャパンネクストPTSの処理能力は現時点で、最大注文処理件数が1秒間に800件、確認通知は10ミリ秒以下という。
取引方式は、昼間の証券取引所のような競売買(オークション)方式と異なり、顧客注文対当方式を採用する。指値注文のみに対応し、成行注文は取り扱わず、始値や終値を決定するための板寄せ方式の売買も行わない。約定日は売買成立日とし、受渡日までの日数は5営業日と、証券取引所における普通取引より1日長く設定する。
また証券取引所と同様、株価の変動を一定の範囲内に収める制限値幅を導入するが、「ストップ比例配分」のような仕組みは採らない。売買管理に向け、証券取引所などと連動した特定銘柄の取引停止/制限措置をとるほか、インサイダ取引などの監視体制、誤注文防止体制を構築する。
なお、ジャパンネクストPTSの株価情報は、日本証券業協会および金融情報サービスのロイター・ジャパン、QUICKに配信する。各銘柄の始値、高値、安値、現在値、板情報など証券取引所の株価情報に準じる内容を配信する。
関連情報
・SBIホールディングスのWebサイト http://www.sbigroup.co.jp/