一般消費者がブログを利用する傾向が強まる一方で、企業のブログも重要性が増していることを、最近改めて実感するようになった。企業ブログには、1)社内のコミュニケーション目的で使用されるもの、2)企業広報やマーケティング目的で、社外への情報発信に使用されるもの、3)社外向けの中でも、CEOに代表される経営者や経営幹部によるブログ――の3種類に大別される。特にIT業界においては、以下の数字が示すように、ブログをビジネスツールとして、情報収集、製品・サービスの推奨、購買意思決定に活用しており、BtoBの分野でも企業ブログによるコミュニケーションの影響力は増大している。
・80%: ブログを読む(そのうちの51%の人は最低でも週に1回)
・70%: 最低でも月に一度は、ブログから得たコンテンツを、他の人に転送、あるいは推奨している。
・57%: 一週間に一度はテクノロジーのトピックスをブログで読む
・53%: 一週間に一度はビジネス情報をブログで読む
・53%以上: 仕事関連の購買意思決定において、ブログのコンテンツはインパクトがある
・50%以上: ビジネスおよびテクノロジーの情報をブログから得ている
出典:KnowledgeStormとUniversal McCannによる4500人のビジネス・ITプロフェッショナルを対象にした調査「An Emerging Media Series study 」(要会員登録)
こうした企業によるブログ・コミュニケーションが活発化する中、12月5日には米ヤフーのCEOであるTerry Semel(テリー・セメル)氏が、Yahoo!の社外向けの企業ブログ「Yodel Anecdotal(ヨーデル・アネクドータル)」で、今後のビジネスの注力領域と経営刷新人事を語った。セメルCEOがブログ上にエントリーを書いたのは、これが初めてだ。普段見ることのできない「Behind Screen(スクリーンの裏側)」を紹介することを目的に、ヤフーはこのブログを2006年8月からスタートしており、社内のさまざまなレベルの人々が、ヤフーの企業としての価値を伝えるべくブログを行っている。ヤフーの米国でのサウンドロゴはヨーデルを使っており、そこからこのブログには、“ヨーデルの逸話”という名前が付けられた。





JaM Japan Marketing LLC代表。日米のマーケティング・ビジネスを橋渡し米国シリコンバレーで、日米のマーケティング・ビジネスのファシリテイターとして、戦略の開発実施・調査分析などのコンサルティング・サービスを提供する










