世界的な消費者調査会社、米GfK NOPの調査「Roper Reports」によると、ビジネスパーソンや消費者が新製品の情報を得る上で「WOM(Word of Mouth:クチコミ)がベストな情報源」とする人は、1977年の67%から25ポイントも上昇し、現在は92%に達している。今さらながらWOMの重要度は高まっている。企業にとっては、「WOMマーケティング」(WOMM)を自社のマーケティング戦略にどのように統合していくかが急務となっている。
6月20日・21日の2日間、WOMMを推進する業界団体WOMMA(Word of Mouth Marketing Association)が主催して米国サンフランシスコで開かれたカンファレンス「WOMBAT 2」には、60人以上のゲスト・スピーカーと400人を超える参加者が集合。WOMMのソリューションを求めるマーケッターの熱気があふれていた。
米国企業のWOMM活用意向の高まりは、WOMBAT2でのプレゼンテーションでも随所に示された。2005年4月の『CMO Magazine』の調査によると、米国のマーケティング担当エグゼクティブの43%は、半年以内にWOMMを使用すると答えている(図1)。
4割超が半年以内にWOMMを活用すると回答。米国のマーケティング担当幹部を対象にした「CMO Magazine,April 2005」の調査から。

図1●各種マーケティング手法に対する企業の活用意向調査の結果
*1:TVドラマや映画などに製品を登場させて宣伝する手法
*2:ブランドをショートフィルムなどのエンタテインメント作品で宣伝する手法
*3:スポンサーを明示せず、広告・宣伝であることも隠して、ブロガーや代理人などを使って商品をPRする手法





JaM Japan Marketing LLC代表。日米のマーケティング・ビジネスを橋渡し米国シリコンバレーで、日米のマーケティング・ビジネスのファシリテイターとして、戦略の開発実施・調査分析などのコンサルティング・サービスを提供する










