前回に続き、今回はモバイル・サイトの後編。PCサイトを利用できない状況でのみモバイル・サイトを利用する「携帯電話=PCの代替手段」ユーザーの特徴・行動特性について解説する。
目的を絞ってモバイル・サイトを利用
「携帯電話=PCの代替手段」ユーザーは、PCによるインターネット利用頻度がやや高く、一般的なPCユーザーよりも「モバイル・サイトもインターネットを利用する一つの手段である」という認識が強い層である。何らかの情報を得たいと思ったときに、PCがない/使えない状態で「携帯電話で調べよう」という意識が働くことが多い。
前編で解説した「インターネット=携帯電話」ユーザーと大きく異なる点として、基本的にPCを利用できる環境・状況下ではPCを利用するということが挙げられる。そのため、このタイプのユーザーがモバイル・サイトを利用する理由は、「PCを利用できない理由」に等しい。
・PCがない、インターネット接続ができないなど物理的に不可能なため
例:外出先、引っ越したばかりなど
・物理的環境は整っているが、利用できない/したくない状況にあるため
例:仕事中の私用、家事・育児の最中など
このタイプのユーザーは、明確に目的を絞ってモバイル・サイトを利用することが多い。モバイル・サイトに対しては必ずしも好意的なわけではなく、むしろ「文字が小さく、長時間の閲覧には耐えられない」「回線速度が遅く、すぐに電波が切れる」と不満を感じているユーザーが多い。これもPCサイトの利用に慣れているが故のストレスであろう。また、画像や絵文字を多用しているサイトを嫌い、自分が求める情報をスムーズに入手できるサイトを好む。
















