・検索時に最も利用するサイトで「Yahoo!」「Google」以外は1割だけ
・「ながら視聴」は、テレビをパソコンのディスプレイ上で見る人に多い
・URLを表示するCMを見ても、半数は「検索してサイトにアクセス」する
企業の広報・宣伝活動において、複数のメディアを組み合わせてそれぞれの長所や特性を生かしながら、効果の最大化を目指す「クロスメディア」の手法を取り入れる動きが広がっている。中でも、最近増えているのが、テレビCMと自社のWebサイトを連動させる事例である。テレビCMで自社サイトのURLを表示したり、「詳しくはWebで」などと案内しながら、特定の用語をネットで検索するよう促すCMが特に目立つようになってきた。
それでは、情報の受け手である一般消費者は、このようなテレビとインターネットを連動させる企業の宣伝・マーケティング活動について、どのように感じ、どう反応しているのだろうか。日経BP社ネット事業推進センターは、調査会社マクロミルの協力を得て、「ネット連動型テレビCMへの反応度調査」を10月30〜31日に実施した。(前編)ではテレビを視聴しながらインターネットにアクセスする「ながら視聴」の実態や、WebサイトのURLを表示するテレビCMに対する反応などを紹介する(調査概要は記事末尾に掲載)。
調査では、利用する検索ポータルサイトを尋ねた(複数回答)。また、その中で最もよく利用するサイトはどこかを質問した。その結果が図1だ。
「利用するサイト」で回答率が最も高かったのがYahoo! JAPAN(81.1%)、2番めがGoogle(52.9%)だった。3位の「goo」(16.0%)以下をこの2サイトが大きく引き離している。こうした傾向は「最もよく利用するサイト」ではさらにはっきりと表れており、Yahoo! JAPAN(59.6%)とGoogle(28.5%)以外のサイトを選んだ回答者は合計しても11.9%しかいなかった。

図1●あなたがインターネット(以下「ネット」と略します)で検索する時に利用するWebサイトはどれですか。(いくつでも)その中で、検索時に最もよく利用するサイトはどれですか(ひとつだけ)
※自宅のパソコンを使って検索する時のことを想定してお答えください。なお、ツールバー等を利用して検索している方は、その提供元をお選びください。
(回答者数:312)
技術系会社員と学生はGoogle利用者が多い
実は「検索時に最もよく利用するサイト」として何を選ぶのかは、回答者の属性によって異なる傾向が見られた。それを示したのが図2だ。男女別では、男性の方が女性よりもGoogleを利用する比率が高い。一方、職業別では「学生、その他」や「技術系会社員」でGoogleを挙げる回答者の比率が全体平均よりも高く、「専業主婦」や「公務員、自営業、自由業」はYahoo!の比率が高くなっている。

図2●回答者の性別・職業別に見た「検索時に最もよく利用するサイト」
(*図2の「それ以外」は、図1の設問でYahoo!とGoogle以外のWebサイトの選択肢を選んだ回答者の合計の比率)















