・「ながら視聴」することが多い回答者の方が「検索誘導CM」を見て検索する傾向
・検索誘導CMを見て検索して、「ほぼ毎回たどり着ける」のは回答者全体の3割弱
・「テレビCMを見て検索」するのは4割が「面倒だ」と回答
「nikkeiBPnet NET Marketing」がマクロミルの協力を得て10月に実施した「ネット連動型テレビCMへの反応度調査」では、テレビで放映するCMから自社のWebサイトへ誘導する手法について、インターネットユーザーがどのように反応するかなどを尋ねた(調査結果の概要はこちらを参照)。前編では、インターネットにアクセスできる環境でテレビを見る「ながら視聴」の実態や、自社サイトのURLを表示するテレビCMについて取り上げた。
後編では、ネットでの検索を促すテレビCMへの消費者の反応について報告する。「詳しくはWebで検索」などという言葉と共に、特定のキーワードをインターネットで検索するよう求めるテレビCMが最近急増している。検索サイト経由で自社のWebサイトへと誘導し、15秒や30秒のテレビCMでは伝えきれない情報を伝えようとするものだ。こうした「検索誘導CM」への視聴者の反応を調査結果から明らかにする。
まず、検索誘導CMの視聴経験を尋ねたところ、60.9%が「見たことがある」と回答した(図1)。前編では「テレビCMでURLを見たことがある」と67.0%が答えたという調査結果を紹介した。検索誘導CMが目立つようになったのは、主に2006年に入ってからだが、それ以前から放映されていたURLを表示するCMにほぼ匹敵するほどの認知率を得ていることになる。検索誘導CMの急増が数字の上でも裏付けられた格好だ。

図1●あなたは、「ネットの検索窓へ誘導するテレビCM」を見たことがありますか。(ひとつだけ)
(回答者数:312)
(注:回答率は四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。以下同様)
次に、この「見たことがある回答者」に対して、CMで提示されたキーワードで実際に検索したことがどの程度あるのかを尋ねた(図2)。「何度もある」と答えた回答者は14.7%に達し、「2〜3回程度はある」の回答率は38.4%だった。「1回だけある」(7.9%)まで含めると、61.1%と6割強の回答者が実際に検索したことがあると答えている。これは全回答者の37.2%にあたる。

図2●あなたは、「ネットの検索窓へ誘導するテレビCM」を見たことがきっかけで、指定の言葉を実際にネットで検索してみたことはありますか(ひとつだけ)
(回答者数:190)















