ネットマーケティングの目標は、数字なんだろうか?という素朴な疑問
売り上げを伸ばす!「個客」マーケティング必勝法、と題して行なわれた日経ネットマーケティングセミナー。すでにオンライン上での報告記事を読まれた方も多いでしょう。
日本ロレアルの宮腰さん、英会話GABAの山根さん、そしてエムアールトラベル(MRトラベル)の吉本さんの熱い語りが会場を熱気で包みました。
そこで、私が感じたことが二つ。
一つ目は、ネットは進化している、とてつもない勢いで増殖している。そして、何よりも「捕客力」がすごい。「集客力」に伴った「捕客力」といえるかも知れません。SEM(検索エンジンマーケティング)を基本にした「数字作り」は、オールドマーケティングでは不可能だった「目に見える成果」なのでしょう。
これは、古い側にいた私としては、成果を示せ!とクライアントから口をすっぱくして言われ続けた経験があるだけに、待ってました!と喝采です。
GABAの山根さんがおっしゃっていたことですが、検索キーワードは「英会話」のような大きなもの(ビッグワード)が主戦場で、「安い」「体験」のような理由ワードで心理的な次のステップに連れて行く。山根さんは、「人間味あふれるワード」とお考えになっていたのが印象的でした。
確かに、検索連動型広告には、カテゴリーによってレベルの差があるな、と思わされました。MRトラベルさんのような「格安航空券」というキーワードでは、お客は初めから買う気があることが前提。いかに安い航空券を探し当てるか、に注力しています。お客の強い意志があるだけに、どれだけ「安い」を提供できるかに成否がかかっている。検索連動型広告のリスティングにおいても、必ずしもトップに来なくてもそれほど問題はないでしょう。
一方、英会話のほうはどうでしょう。英会話を学ぶ動機は、結構、漠然としています。「いつかは英語」「英語くらいできないとね」「定年だし、英語でも習うか」「グローバルな時代だし」など、こんなものです。とすれば、リスティングは上位どころかトップかどうかが分かれ道になりかねない。山根さんが主戦場とおっしゃっているのもうなずけます。
その次のお客は、ある程度習うことを決めている人たち。だから、「安い」「体験」「続けられる」「上達」などの理由ワードが、Webページへ連れてくるきっかけになるのでしょう。
ネットの強みは、こうした「個客」と「企業」をつなぐ即時性。しかし、私の頭の中で、待てよ、と誰かがささやいていました。それが、二つ目のことです。
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