「ケータイマーケティングNEXT」

ケータイマーケティングNEXT

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2008年10月16日(木)

大ブーム到来?外食産業のケータイマーケティング

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 前回の「映画」に続き、今回は「外食」がテーマです。

 最近、ファストフードやファミリーレストランなどの会社から、ケータイを使ったキャンペーンやサービスに関する相談が急激に増えているように感じます。

 「1年前からケータイサイトを始めたんだけどあっという間に100万人会員が集まった」「まだ試験中だけど月に10万人以上ケータイ会員が増えている」などなど、ほかの業界の人が聞いたら絶対にうらやましがるような勢いのある話が多く聞かれます。何やら外食産業において、ケータイマーケティングのブームが起きているような感じもします。

私自身、ランチは毎日、夕食も週に何度か外食産業のお世話になっています。 統計データによると、日本人の外食化率は3割を超えています。戦後、急速に伸びてきた外食化率は90年代に一度4割近くまで伸び、その後、デパ地下に代表されるナカショクやダイエットブームの影響もあり、若干減少しているものの、それでも35%程度で推移しています。

 つまり、誰もが3回に1回は外食をしている計算です。

●日本人の外食化率(出典:財団法人 外食産業総合調査研究センター)

●日本人の外食化率(出典:財団法人 外食産業総合調査研究センター)


 最近新聞を読んでいると、外食産業が厳しいという趣旨の記事が多いように感じます。外食の頻度が減ったり、ほかの業界に人を取られたりしているだけでなく、そもそも外食産業自体の店舗が飽和状態になり価格競争が進んでいます。「100円マック」や「280円の牛丼」など低価格化が進み、消費者が1回当たりに飲食店で使う額が少なくなり、市場規模が徐々に小さくなっているという状況です。

●外食産業市場規模の推移(出典:財団法人 外食産業総合調査研究センター)

●外食産業市場規模の推移(出典:財団法人 外食産業総合調査研究センター)


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著者プロフィール

宮田 拓弥(みやた・たくや)
ジェイマジック株式会社代表取締役

宮田 拓弥

1972年神奈川県出身。1997年、早稲田大学大学院理工学研究科修了後、エンジニア、インターネットビジネスコンサルタントを経て、2002年、米国南カリフォルニア大学発のベンチャー企業、 Neven Vision,Inc.日本法人に入社。2005年、代表取締役社長に就任し、画像認識技術を活用した各種アプリケーションの開発を指揮。ボーダフォン、NTTドコモなどの携帯電話向け次世代機能として技術提供を行う(2006年8月退任)。2005年10月、ジェイマジック株式会社を設立、代表取締役に就任。"Create magic, change the world."をキーワードに、独自の画像検索プラットフォーム「SAYL」(“Search As You Like”)をベースとした、人々のライフスタイルにインパクトを与えるようなモバイル、インターネットサービスの企画・開発を行う。


このコラムについて

ケータイマーケティングNEXT

ケータイ小説、ケータイSNSの台頭など、ケータイ特有の文化がトレンドになりつつあることにとどまらず、「リアル」の分野においてもその存在感はどんどんと大きくなっており、あらゆるところで目にするQRコード、コンビニや駅にはなくてはならない存在になった非接触ICなど、マーケティングの分野においてもケータイは新しいフェーズを迎えているといえます。本コラムでは、「ケータイ×○○」ということで、様々な業界、商品とケータイと組み合わせをテーマとし、実例を中心としてマーケティングにおけるケータイ利用シーンの分析することで、マーケティングの分野におけるケータイの存在意義やこれからのケータイの持つ可能性をひもといていきたいと思います。

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