「マーケティング・ゼロ」

マーケティング・ゼロ

  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する

2008年10月31日(金)

第45回:「矢島美容室」に学ぶ、長寿ブランド“とんねるず”のPR手法

1/3ページ

印刷ページ

 しばらく、鳴りを潜めていたと思ったら、突然“ネバダ”からやってきました。その名も、「矢島美容室」。とんねるずの石橋貴明さんと木梨憲武さんに加えて、DJ OZMAさんの3人組でのユニット。はじめて見たときから、ドビューンとやられました。発想の豊かさと社会を見る力は、いまだ健在。それどころか、ネットとケータイを見事に使い、歌手でもない彼らがあのEXILEを破って、着うた第1位に選ばれたのです。

 このとんねるずの新しい試みを見て大いに勉強になりました。“とんねるず”というブランドの生き延び方を、社会を味方につけた長寿ブランドの作り方を。

 矢島美容室をご存じない方は、まず、YouTubeをご覧ください。

 どうですか?共感丸出しでしょう。いまの日本を外から見たふりをして、勇気づけている。ほんとは、政治家がすることなのでしょうが、日本の政治家には到底頼れないから、エンターテイナーがやってやる。そんな心意気が見えてきて、思わず拍手してしまいました。楽しませながら、今の日本って変じゃない?と言っているのです。

 歌詞を見ると、 “パスポートもちゃんとあります。少しなら、YENも持ててます”“みんな親切聞いてます”“ブシドーは、首都高速ですか?サムライは、どちらで会えますか?”“MIKATA この国にユメがあるのですね?”“ニュースキャスターは、今夜も沈みきってます、暗い顔”“それでもニホンが愛してます”

 少し言葉の使い方がおかしいところまで、リアルに歌っているので、ほんとうにネバダの歌手かと錯覚を起こしてしまうくらいです。メロディも、ピンクレディかモー娘かという感じで、良き時代の日本を軽快に思い出させてくれます。

ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)、「日経ビジネス購読者限定サービス」の会員の方のみ、ご利用いただけます。ご登録のうえ、「ログイン」状態にしてご利用ください。登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。


  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する
  • 日経ネットマーケティング・トップへ
  • 日経ネットマーケティング・トップへ





Feedback

  • コメントする
  • 皆様の評価を見る
この記事を…
内容は…
コメント0件受付中
トラックバック

著者プロフィール

関橋 英作(せきはし・えいさく)

関橋 英作 マーケティング・コミュニケーション・ユニットMUSB
青森県生まれ。
外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当。その多くを、トップブランドに導き、ギャラクシー賞グランプリをはじめ、NYADC賞、ACC賞など数多く受賞した。特にキットカットにおいては、クリエイティブの斬新さに加え、ビジネスの結果を出さなければ受賞できないAME賞(アジア・マーケティング・イフェクティブ賞)を2年連続グランプリの快挙。アジアマーケットナンバーワンを勝ち得た。また、日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラーを取得。消費者インサイトを深く洞察する。女子美術大学・拓殖大学非常勤講師。


このコラムについて

マーケティング・ゼロ

メール・マーケティングに始まり、アフィリエイト、検索連動型広告、コンテンツ連動型広告、動画広告にRSS広告などなど実に多彩な発展を遂げているネットマーケティング。こうした広告のプラットフォームが次々と登場することは喜ばしい半面、企業は踊らされがちになります。本来、マーケティングとは何だったか?これを忘れそうになったときに皆様を原点に引き戻す、そういうコラムを目指しています。テクノロジーがどれだけ進化したとしても、マーケティングの原点はいつの日も変わらないのですから。

⇒ 記事一覧

ページトップへNBOトップページへ

記事を探す

記事ランキング