しばらく、鳴りを潜めていたと思ったら、突然“ネバダ”からやってきました。その名も、「矢島美容室」。とんねるずの石橋貴明さんと木梨憲武さんに加えて、DJ OZMAさんの3人組でのユニット。はじめて見たときから、ドビューンとやられました。発想の豊かさと社会を見る力は、いまだ健在。それどころか、ネットとケータイを見事に使い、歌手でもない彼らがあのEXILEを破って、着うた第1位に選ばれたのです。
このとんねるずの新しい試みを見て大いに勉強になりました。“とんねるず”というブランドの生き延び方を、社会を味方につけた長寿ブランドの作り方を。
矢島美容室をご存じない方は、まず、YouTubeをご覧ください。
どうですか?共感丸出しでしょう。いまの日本を外から見たふりをして、勇気づけている。ほんとは、政治家がすることなのでしょうが、日本の政治家には到底頼れないから、エンターテイナーがやってやる。そんな心意気が見えてきて、思わず拍手してしまいました。楽しませながら、今の日本って変じゃない?と言っているのです。
歌詞を見ると、 “パスポートもちゃんとあります。少しなら、YENも持ててます”“みんな親切聞いてます”“ブシドーは、首都高速ですか?サムライは、どちらで会えますか?”“MIKATA この国にユメがあるのですね?”“ニュースキャスターは、今夜も沈みきってます、暗い顔”“それでもニホンが愛してます”
少し言葉の使い方がおかしいところまで、リアルに歌っているので、ほんとうにネバダの歌手かと錯覚を起こしてしまうくらいです。メロディも、ピンクレディかモー娘かという感じで、良き時代の日本を軽快に思い出させてくれます。
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