2008年4月から、NTTドコモが提供する公式ポータルサイト「iメニュー」に「企業・ブランド」というカテゴリーが新たに追加されたのをご存じでしょうか? 「食品/飲料」「化粧品」「自動車/バイク」など、18のカテゴリーに88の企業のケータイサイトが公式サイトとして登録されています。
● iメニューのトップページ(左)と、iモードメニューリスト画面
これまで天気情報やニュースなどの情報系コンテンツや、着うたなどのデジタルコンテンツが中心だったiメニューの公式サイトに登場した、「企業・ブランド」カテゴリー。NTTドコモでその推進を担当するコンシューマサービス部コンテンツ担当部長の原田由佳氏に、その背景にある意図や今後のビジョンについて話を伺ってきました。
●筆者(左)とNTTドコモの原田氏
機会損失を起こしているケータイサイトの現状
宮田:4月に始められた「企業・ブランド」カテゴリーにかなり力を入れられているようですが、その背景などを教えていただけますか?
原田:今やケータイのみでインターネットにアクセスするというユーザー層は、1000万人に上ります。パソコンでのインターネットと合わせて使っている6000万人を加えると、7000万人を超えるユーザーが日々のインターネットアクセスにケータイを使っていることになります。昨年から始まった検索サービスのクエリ―(キーワード)を見ていると、「デコメ」や「着うた」といったケータイならではのワードも多いのですが、「喫茶店」といったあいまいなワードから実際の回転寿司チェーンの名前やブランド名まで、これまでのケータイコンテンツの想定とは異なる情報がたくさん検索されていることが分かりました。
宮田:検索サービスを始めてみて、これまで見えなかったユーザーニーズが見えてきたということですね。
原田:そうですね。ただ、検索はたくさんされているものの、「ユーザーが期待するような、企業やブランドのケータイサイトそのものがまだ少ない」というのが現状です。
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