「ケータイマーケティングNEXT」

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2008年11月27日(木)

NTTドコモが考える企業のケータイマーケティング(前編)

NTTドコモ コンシューマサービス部コンテンツ担当部長の原田由佳氏

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 2008年4月から、NTTドコモが提供する公式ポータルサイト「iメニュー」に「企業・ブランド」というカテゴリーが新たに追加されたのをご存じでしょうか? 「食品/飲料」「化粧品」「自動車/バイク」など、18のカテゴリーに88の企業のケータイサイトが公式サイトとして登録されています。

● iメニューのトップページ(左)と、iモードメニューリスト画面

● iメニューのトップページ(左)と、iモードメニューリスト画面


 これまで天気情報やニュースなどの情報系コンテンツや、着うたなどのデジタルコンテンツが中心だったiメニューの公式サイトに登場した、「企業・ブランド」カテゴリー。NTTドコモでその推進を担当するコンシューマサービス部コンテンツ担当部長の原田由佳氏に、その背景にある意図や今後のビジョンについて話を伺ってきました。

●筆者(左)とNTTドコモの原田氏

●筆者(左)とNTTドコモの原田氏


機会損失を起こしているケータイサイトの現状

宮田:4月に始められた「企業・ブランド」カテゴリーにかなり力を入れられているようですが、その背景などを教えていただけますか?

原田:今やケータイのみでインターネットにアクセスするというユーザー層は、1000万人に上ります。パソコンでのインターネットと合わせて使っている6000万人を加えると、7000万人を超えるユーザーが日々のインターネットアクセスにケータイを使っていることになります。昨年から始まった検索サービスのクエリ―(キーワード)を見ていると、「デコメ」や「着うた」といったケータイならではのワードも多いのですが、「喫茶店」といったあいまいなワードから実際の回転寿司チェーンの名前やブランド名まで、これまでのケータイコンテンツの想定とは異なる情報がたくさん検索されていることが分かりました。

宮田:検索サービスを始めてみて、これまで見えなかったユーザーニーズが見えてきたということですね。

原田:そうですね。ただ、検索はたくさんされているものの、「ユーザーが期待するような、企業やブランドのケータイサイトそのものがまだ少ない」というのが現状です。

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著者プロフィール

宮田 拓弥(みやた・たくや)
ジェイマジック株式会社代表取締役

宮田 拓弥

1972年神奈川県出身。1997年、早稲田大学大学院理工学研究科修了後、エンジニア、インターネットビジネスコンサルタントを経て、2002年、米国南カリフォルニア大学発のベンチャー企業、 Neven Vision,Inc.日本法人に入社。2005年、代表取締役社長に就任し、画像認識技術を活用した各種アプリケーションの開発を指揮。ボーダフォン、NTTドコモなどの携帯電話向け次世代機能として技術提供を行う(2006年8月退任)。2005年10月、ジェイマジック株式会社を設立、代表取締役に就任。"Create magic, change the world."をキーワードに、独自の画像検索プラットフォーム「SAYL」(“Search As You Like”)をベースとした、人々のライフスタイルにインパクトを与えるようなモバイル、インターネットサービスの企画・開発を行う。


このコラムについて

ケータイマーケティングNEXT

ケータイ小説、ケータイSNSの台頭など、ケータイ特有の文化がトレンドになりつつあることにとどまらず、「リアル」の分野においてもその存在感はどんどんと大きくなっており、あらゆるところで目にするQRコード、コンビニや駅にはなくてはならない存在になった非接触ICなど、マーケティングの分野においてもケータイは新しいフェーズを迎えているといえます。本コラムでは、「ケータイ×○○」ということで、様々な業界、商品とケータイと組み合わせをテーマとし、実例を中心としてマーケティングにおけるケータイ利用シーンの分析することで、マーケティングの分野におけるケータイの存在意義やこれからのケータイの持つ可能性をひもといていきたいと思います。

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