先日、地下鉄の銀座線に乗っていると、インポートブランドの洋服のディスカウント店の広告が地下鉄の車両広告をジャックしていました。
この小売店がここまで大規模に交通広告を出稿しているのは初めてだったので、新鮮さを感じるとともに、こういうディスカウント戦略をメーンにしているお店が露出を増やしていることに不況風を感じてしまいました。特にスーツのディスカウントにおいては、2着目1円というキャンペーンをやっていたのもかなりのインパクトを感じました。
また、不況とは関係ないのかもしれませんが、吉野家では牛丼3杯食べたらもう1杯サービスというキャンペーンをやっています。吉野家のヘビーユーザーにとっては、普段食べている吉野家に行く頻度を少し増やせば1杯無料で牛丼が食べられるわけで、なかなか有効なキャンペーンのような気がします。新規の顧客を増やすのではなく、既存顧客の来店頻度を増やすという戦略なのでしょう。
オフィスバスターズ(東京都千代田区)という中古オフィス用品の会社もこの不況で業績が伸びているようです。不況により企業の倒産が増え中古のオフィス用品の供給が増加。買い手側もより安い中古品を求める、というサイクルに入っているのでしょう。
不況下にはこのようなディスカウントキャンペーンが増えるのはある意味理解できます。ただ、これとは別に先日報道されていたニュースが目に留まりました。
それは大型の電気冷蔵庫の販売が好調というニュースです。日本電機工業会の調べでは10月の売り上げは前年比11.1%増の271億円となり、白物家電全体の伸びをけん引したとのこと。なかでも高価格帯の大容量冷蔵庫(401リットル以上)の出荷台数は前年比15.4%増の13万台、売り上げ金額は22.7%増の197億円と好調です。
不況のため、外食を控えて家で食事をする志向が高まり、食料のまとめ買いが増加。これに応えられる大容量かつ省エネの冷蔵庫の販売が伸びているというのが理由です。
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