「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2009年1月7日(水)

Shareしてくれる人の存在がクチコミマーケティングの成否を決める

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 前回のコラムでは、「Attention(注意)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Action(購買)」「Share(情報共有)」の五つのステップからなる消費行動モデル「AISAS」を、単純な時間軸の流れとして見るのではなく、自社の製品やサービスの潜在的な見込み顧客のレイヤーとしてピラミッドで見るべきという話を紹介しました。

 AISASをピラミッドで見た場合、重要になるのがピラミッドの頂点にあるShare(情報共有)の部分です。


 通常のマーケティングのプロセスでいえば、当然、ゴールとなるのはAction(購買)です。製品さえ買ってもらえれば、マーケティングとしての目的は達成しているわけで、それ以上を顧客に期待するのは難しいでしょう。

 ただ、ネット上のクチコミの広がりを期待するのであれば、そのAction(購買)よりもさらに重要になるのが、最後のステップであるShare(情報共有)に顧客が到達しているかという点です。

 実際に製品やサービスを購入した顧客が、その感想をShare(情報共有)するかというのは、当然製品やサービスの種類や、特徴によって異なります。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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