「釣堀マーケティング」

釣堀マーケティング

  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する

2009年1月22日(木)

第9回:季節で移り変わる消費者マインドをつかめるか?

1/2ページ

印刷ページ

 季節の変り目にはさまざまな需要が生まれます。

 春であれば新入学の季節。新たに学校に入学する学生の制服、教材、入学式に着ていくお母さんの洋服や美容院代も、入学式シーズンの特需といえると思います。

 日本は特に季節のイベントが豊富な国なので、このようなイベントを挙げたらキリがありません。1月には成人式がありますし、2月は節分、バレンタイン、3月は桃の節句でひな人形にひなあられ、さらにホワイトデーなどさまざまなイベントが毎月途切れることなくやってきます。

 今は1月ですが、年の始まりの月ということもあり、書店には手帳やカレンダーが数多く並び、専売コーナーを設置する店も多く見受けられます。このように商品特性上、ある特定の時期に販売が集中するものは数多くあります。逆に、こうした商品が店に並ぶのを見ると季節感を感じてしまいます。

 このように消費者が店頭で購入するものであれば、特定の季節に販売が集中するものを思い浮かべることはそれほど難しくはないでしょう。しかし、これ以外にも季節的なものが消費マインドに大きな影響を与える分野がいくつかあります。

 例えば、通信教育の広告はお正月にかなりの露出を行います。通信教育なので始める時期はいつでも構わないのですが、なぜお正月の時期に広告を大量に露出するのでしょうか?

 もちろんそれはお正月が需要期だからです。お正月という特定の時期が需要期になるのは、年が変わることで新しいことを始めようという意識が高まるからです。2009年の抱負をお正月に立てた人は多いと思いますが、今年の抱負を考えるときに誰しもが何か新しいことにチャレンジしたい、去年とは違う自分になりたいという願望を持つものです。こうしたマインドになっている消費者が多いお正月は、通信教育講座の広告が一年を通して最も効く時期なのです。

ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)、「日経ビジネス購読者限定サービス」の会員の方のみ、ご利用いただけます。ご登録のうえ、「ログイン」状態にしてご利用ください。登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。


  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する
  • 日経ネットマーケティング・トップへ
  • 日経ネットマーケティング・トップへ




Keyword(クリックするとそのキーワードで記事検索をします)


Feedback

  • コメントする
  • 皆様の評価を見る
内容は…
この記事は…
コメント0件受付中
トラックバック

著者プロフィール

渡辺 健太郎(わたなべ・けんたろう)

渡辺 健太郎

1974年宮城県出身。1997年東邦大学理学部情報科学科卒業後、大塚商会を経て、1999年にインターネット広告代理業やインターネットメディア事業を展開するサイバーエージェントへ入社。1999年7月には、大阪支社を立ち上げるとともに支社長を務める。その後、2005年7月からは責任者として「アメブロ」の立ち上げを担当。2006年12月サイバーエージェント取締役に就任。現在は株式会社マイクロアド代表取締役として、行動ターゲティングやコンテンツ連動型などの広告テクノロジーを開発・運営し、アドネットワーク事業「MicroAd(マイクロアド)」を展開する。

行動ターゲティング、ブログ広告、リターゲティングのマイクロアド


このコラムについて

釣堀マーケティング

誰に、いつ、どこで、どうやってターゲティングするのか。その選択を正しく行う、つまりターゲティングの正解を知っていれば、釣堀で魚を釣るように簡単に魚が釣れる。欲しがっている人、潜在的なニーズを持っている人に的確に情報を伝えることができるようになればいいな、というのが多くのマーケティング担当者の思いだ。「釣堀マーケティング」という理想的な状況を作りだすためのヒントになるマーケティング全般の考え方、世の中の身近な事例、具体的なターゲティング手法などを、このコラムでは綴っていく。さまざまなターゲティング手法を知って、うまく使いこなすことが、今後のマーケティングでは必要となり、成功のカギとなる。

⇒ 記事一覧

ページトップへNBOトップページへ

記事を探す

記事ランキング