季節の変り目にはさまざまな需要が生まれます。
春であれば新入学の季節。新たに学校に入学する学生の制服、教材、入学式に着ていくお母さんの洋服や美容院代も、入学式シーズンの特需といえると思います。
日本は特に季節のイベントが豊富な国なので、このようなイベントを挙げたらキリがありません。1月には成人式がありますし、2月は節分、バレンタイン、3月は桃の節句でひな人形にひなあられ、さらにホワイトデーなどさまざまなイベントが毎月途切れることなくやってきます。
今は1月ですが、年の始まりの月ということもあり、書店には手帳やカレンダーが数多く並び、専売コーナーを設置する店も多く見受けられます。このように商品特性上、ある特定の時期に販売が集中するものは数多くあります。逆に、こうした商品が店に並ぶのを見ると季節感を感じてしまいます。
このように消費者が店頭で購入するものであれば、特定の季節に販売が集中するものを思い浮かべることはそれほど難しくはないでしょう。しかし、これ以外にも季節的なものが消費マインドに大きな影響を与える分野がいくつかあります。
例えば、通信教育の広告はお正月にかなりの露出を行います。通信教育なので始める時期はいつでも構わないのですが、なぜお正月の時期に広告を大量に露出するのでしょうか?
もちろんそれはお正月が需要期だからです。お正月という特定の時期が需要期になるのは、年が変わることで新しいことを始めようという意識が高まるからです。2009年の抱負をお正月に立てた人は多いと思いますが、今年の抱負を考えるときに誰しもが何か新しいことにチャレンジしたい、去年とは違う自分になりたいという願望を持つものです。こうしたマインドになっている消費者が多いお正月は、通信教育講座の広告が一年を通して最も効く時期なのです。
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