米フェースブックが運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Facebook」の勢いが止まりません。 2008年の8月末に1億人を突破した会員数は、今年の4月に2億人を突破しました。
Facebookは2004年にアメリカでスタートしたSNSで、米ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏がハーバード大学の学生の交流を図る目的で作ったのが最初です。その後、全米の大学に開放され、大学生専門のSNSとしてポジションを確立しました。
転機を迎えたのは2006年の9月。すべての人が使えるSNSとして開放したことがきっかけに、Facebookの爆発的な成長が始まりました。
上の図で緑色で塗られている国がFacebookがトップシェアを誇る国。日本にいるとあまり実感がわきませんが、いかに全世界でFacebookが勢力を拡大しているかが一目で分かります。北米・南米はメキシコ、ペルー、ブラジルを除いてFacebookがトップシェア。欧州の主要国もほぼFacebookの緑が占めています。同時に、日本がマイノリティであることも分かるでしょう(詳細はWorld Map of Social Networks)。
Facebookがこれほど爆発的に伸びた大きな理由の一つが、Facebook上で動くアプリケーションを外部企業に開放したことです。それは2007年5月のこと。約2年たった今、Facebook上で提供されるアプリ数は5万個以上にも膨れ上がっています。Facebookのアプリ開発者にとって、Facebookの会員数が伸びれば伸びるほど魅力的なプラットフォームになり参入企業数は増える。そして、またアプリ数が増えれば増えるほど、利用者にとってFacebookは魅力的なSNSになり、会員数の伸びが加速する。この相乗効果がFacebookの急成長を支えている要因です。
下記は2009年5月におけるFacebookアプリの人気ランキングです。
ランキング1位のアプリの月間アクティブ数はなんと1200万人を越えています。売り上げも月間数億円の規模に達しているようです。この数字は会員数ではなく、月間のアクティブユーザー数(このアプリを実際に使った人数)です。日本の名だたるSNSのアクティブユーザー数と同程度の数字を、Facebookアプリの一つのコンテンツがたたき出しているのです。いかにFacebookというプラットフォームが巨大かということを感じられるデータでしょう。
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