写真1●左から日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会代表幹事で、HONDA宣伝販促部ホームページ企画BLブロックリーダーの渡辺春樹氏、ソフトバンクモバイルの執行役員マーケティング・コミュニケーション本部本部長の栗坂達郎氏、ADKインタラクティブ代表取締役社長の横山隆治氏
2009年6月30日に開催した「NETMarketing Forum 2009」、専門トラックAの最後のセッションでは、「ROIを向上させるクロスマーケティング・シナリオ」と題したパネルディスカッションが行われた。
写真2●モデレーターを務めたニューズ・ツー・ユー代表取締役社長の神原弥奈子氏
パネリストには日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会代表幹事で、HONDA宣伝販促部ホームページ企画BLブロックリーダーの渡辺春樹氏、ソフトバンクモバイルの執行役員マーケティング・コミュニケーション本部本部長の栗坂達郎氏、ADKインタラクティブ代表取締役社長の横山隆治氏を迎えた(写真1)。ニューズ・ツー・ユー代表取締役社長の神原弥奈子氏がモデレーターを務め(写真2)、テレビCMやネットを連動させた、クロスメディアプロモーションのROI(投下資本利益率)測定方法などについて議論した。
冒頭、神原氏は会場に集まった聴講者に対して、クロスメディアマーケティングを実施しているかどうか、質問を投げかけた。結果は、一部の人が手を上げた程度にとどまった。続けて、「インターネット白書2009」(インプレスR&D発行)のデータから、クロスメディア型広告の利用状況は20%にとどまっているというデータを提示して、会場の挙手状況と照らし合わせた。
神原氏はまず横山氏に対して、クロスメディアマーケティングのROI測定の考え方について尋ねた。横山氏は、「Webサイトの解析はかなりのレベルになっている。広告や検索エンジンからの流入数などの分析結果を広告・Webサイトの最適化に生かしたり、データベースを使ったマーケティングの展開が可能になったりしている」と説明。一方で、ネットだけでROIを測定していても、ネットで完結するビジネスではない企業は、本当の意味でのROIが見えてこないと指摘した。「マスメディアでの接点、POSデータなどのリアルとデジタルをつなぐチャンスができるようになりつつある」(横山氏)と言う。
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