前回のコラムでは、企業が考えている「製品名やサービス名」と、利用者が検索する「製品名やサービス名」について、ギャップがあるケースがあるという話を紹介しました。
今回、合わせて紹介しておきたいのは、そういったギャップが発生しているキーワードや複数語を組み合わせた場合のSEO(検索エンジン最適化)対策です。
通常、企業側は提示している正式な製品名によって検索してもらえるものとイメージしてしまいがちです。前回のコラムでご紹介したような液晶テレビの「アクオス」のケースであれば、「アクオス」もしくは「AQUOS」で検索されるのが当然一番多くなるはずで、企業サイトのSEOもそれを基準に対応するのが基本でしょう。
ただ、実際には、製品名の検索クエリーというのは、ブランド名や製品名単体だけでなく、複数の組み合わせになるケースも多々あります。
例えば、アクオスのキーワードを、「Google Adwords」のキーワードツールで見ると下記のような結果が出ます。
5番目に出てくる「価格 アクオス」のような検索キーワードは、アクオスの価格をチェックし始めている顧客ですから、非常に重要なキーワードと言えますし、例えば10番目以降に出てくる「37 アクオス」「32型 アクオス」というようなキーワードも、対象製品が絞れているという意味で、重要なキーワードと言えるでしょう。
ただ、こういった複数語を組み合わせたキーワードですと、Webサイト側もSEO対策をそれほど意識しないケースが出てきます。そのため、利用者がたどり着くべきページが検索結果で1位に表示されないケースも増えてきます。この点には注意が必要です。
例えば、今回のアクオスの例で注目して頂きたいのは「アクオス携帯」というキーワードです。このキーワードは、正確には液晶テレビのキーワードではなく、携帯電話向けのブランド名称になります。またメーカー側の正式登録は「AQUOSケータイ」なのですが、利用者の頭の中でアクオス携帯と変換されているケースが多いことも想像されます。
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NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。










