「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2009年11月4日(水)

製品名やサービス名で検索した際に目的の情報を見つけてもらえるか

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 前回のコラムまでは、主に「製品やサービスが利用者に満足されているか」という点を、ネット上の無料ツールで把握する方法をご紹介しました。

 当然、これらのデータはお金や人手を使って詳細なデータを調べようと思えば、ほかにもいろんな手段があります。ただ、まずは基本的な傾向を把握することが大事。今回は次のステップに進みたいと思います。

図●キャプションキャプション

 以前、「本気のネットマーケティングは短絡的思考に非ず」というコラムで、広告展開に力を入れる前に確認すべきチェックポイントは、「AISAS」ピラミッドの上から順番に下記の3点とご紹介しました。

1.そもそも「製品・サービス」は、利用者に満足されているか

2.「自社サイトやメディア」は、利用者の探している情報を提供できているか

3.「PR」「クチコミ」のメッセージが、利用者の興味を増しているか

 1番目の「製品やサービスが利用者に満足されているか」というポイントは、購買行為などのAction(行動)をした人が、Share(情報共有)をしたかを確認する項目でした。

 2番目の「自社サイトやメディアが、利用者の探している情報を提供できているか」というポイントは、Search(検索)をした人が、Action(行動)に至るために必要な情報に到達できているかを確認する項目になります。

 正確にはAction(行動)自体にたどり着いてもらうのが1つのゴールですので、ECサイトやWebサービスであれば購入やサービス登録までたどり着いているかを確認するのが重要ですし、実店舗であれば利用者が店舗に商品を探しに行ったときに実際に店頭で見つけやすいか、そもそも店頭に商品が並んでいるか、ということが非常に重要です。

 ただ、このコラムのテーマからはそれるため、ここではそういった小売の機能はある程度機能しているという前提で、話をネット上の情報の話に簡略化させます。

 ここで確認したいのは、下記のような項目です。

「Search(検索)」に関する確認作業

1.製品名やサービス名で検索した際に、目的の情報を見つけてもらえるか

2.製品名やサービス名+関連語で検索した際に、目的の情報を見つけてもらえるか。

3.事業ドメインのキーワードで検索した際に、自社に関する情報を見つけてもらえるか

4.事業ドメイン+関連語で検索した際に、自社に関する情報を見つけてもらえるか

 それぞれの項目について、順番にご説明したいと思います。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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