「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2009年11月11日(水)

複数キーワードの検索対策は万全?大企業でも陥る機会損失の実態

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 前回のコラムでは、「Search(検索)」に関する確認作業として「製品名やサービス名で検索した際に、目的の情報を見つけてもらえるか」という話を紹介しました。

 ただ、製品名で検索して、自社のサイトが検索結果の1ページ目に出てくるかどうかというのは、実は利用者による検索行為を考える上では最終目標ではなく、あくまで最初の一歩。

 今回は、そこから一歩進めて、複数キーワードでの検索について考えてみたいと思います。

 複数キーワードでの検索についてのポイントは、以前に「企業サイトのSEOではロングテールな検索キーワードの漏れに注意」で説明した通りです。

 今回は、最近業界での注目度も高まっている、東芝の液晶テレビ「REGZA」をサンプルにしてみたいと思います。

 まずは、Google Adwordsのキーワードツールを使ってみましょう。キーワードツールで「REGZA」で検索した結果がこちらです。

●Google Adwordsで「REGZA」と検索した結果

●Google Adwordsで「REGZA」と検索した結果


 基本的に「toshiba regza」、「東芝レグザ」といった企業名との組み合わせや、製品名での検索が多いことが分ります。それぞれのキーワードについて、GoogleやYahoo!JAPANの検索エンジンで、自社サイトの適切なページが表示されることを確認しましょう。

 次に、カタカナの「レグザ」で見てみましょう。

●Google Adwordsで「レグザ」と検索した結果

●Google Adwordsで「レグザ」と検索した結果


 こちらの結果を見てみると、企業名や製品名以外に「レグザ 価格」「レグザ 録画」「レグザ ハードディスク」など、少し異なる複数キーワードの検索結果が見えてきます。

 当然、「レグザ」単体での検索に比べると、こういった組み合わせでの検索数はたいした数ではありません。ただ、複数語で検索している時点で具体的な興味がわいている顧客であると考えられます。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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