「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2009年11月18日(水)

「面的SEOマトリクス」で検索結果をライバル企業と比較してみよう

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 前回のコラムでは、「Search(検索)」に関する確認作業として、複数キーワードでの検索対策が意外に見落とされがち、という話を紹介しました。

 いわゆる、「AISAS」というプロセスで表現してしまうと、Search(検索)というのはシンプルに1回だけの行為のように見えますが、実際の作業は、製品名やサービス名による確認だけでは終わりません。

●ネットマーケティングにおける役割分担

 Search(検索)には、製品名やサービス名を特定して調べるフェーズと、製品の分野やカテゴリー(事業ドメイン)で探すフェーズが存在します。検索の順番としては、通常は事業ドメインが先で、その後に製品名やサービス名に移るのが通常です。

 例えば、家のテレビを買い換えたいと考えた人がいたとしましょう。

 その人が、普段から特定のブランドに入れ込んでいれば、いきなり「AQUOS」や「REGZA」、「BRAVIA」などのブランド名で検索することはあり得ます。

 ただ、どのメーカーのテレビにするか特に決まっていない、という状況であれば、まず「液晶テレビ」のような事業ドメインのキーワードから検索する人が多いでしょう。

 つまり、まず「液晶テレビ」などの一般的なキーワードを検索し、その事業ドメインにおける選択肢を比較し、その後、個別の製品の機能や評判を検索する、という流れになるわけです。

 実際に、Google AdWordsのキーワードツールで見てみましょう。


 AQUOS、REGZAなどの製品名での検索数よりも、液晶テレビでの検索数の方が多いことが分ります。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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