前回のコラムでは、「Search(検索)」に関する確認作業として、事業ドメインの検索キーワードでの検索結果を面的SEOマトリクスで指数化して比較する方法を紹介しました。
ただ、人気の事業ドメインキーワードはライバルとの競争が激しくなりますから、そう簡単にSEOで上位に出られるものではありません。
そこでターゲットとなるのが事業ドメイン+関連語の検索結果です。
例えば、前回のコラムでは「液晶テレビ」というキーワードでの検索結果を調べてみましたが、そもそも利用者がテレビを買おうと思ったときに「液晶テレビ」と検索するとは限りません。
多くの人は単純に「テレビ」と検索するかもしれませんし、人によっては「プラズマテレビ」や「薄型テレビ」と検索するでしょう。そういう場合にGoogle AdWordsのキーワードツールが活躍します。
例えば、キーワードツールで「テレビ」と検索した場合の結果がこちらです。
テレビというキーワードでの検索がダントツで多いのが分かります。
ただ、テレビという検索は上位に、「テレビ番組」や「テレビ朝日」など、テレビを購入しようとする人以外も多く含まれているため、“ノイズ”が多いことが分ります。
具体的に、製品に関するキーワードだけ抽出してみましょう。
液晶テレビ 67万3000
プラズマテレビ 7万4000
薄型テレビ 7万4000
ハイビジョンテレビ 6万500
液晶テレビ 価格 6万500
テレビ ブラウン管 2万7100
テレビ 激安 2万7100
テレビ 壁掛け 1万4800
それぞれのキーワードで検索すると、前回の「液晶テレビ」での面的SEOマトリックスでの分析の順位とは、まったく異なる結果が出てくることはお分かりでしょう。
特定のキーワードで上位にランクインしているからといって、その他のキーワードでも上位に位置しているかというと必ずしもそうではないのです。
当然、検索数が多いということはニーズが多いということですから、そういったビッグキーワードをメーンのターゲットにするのは重要です。ただ、結局そういったビッグキーワードでSEO対策を頑張っても、検索結果の2ページ目にすら出てこないようでは、ほとんど意味がありません。
むしろ、検索数が少ないキーワードで1位を取った方が効率が良い場合も多々あります。面倒な作業にはなりますが、自社の製品に関連する事業ドメインの関連語の検索結果も、重要なものについては面的SEOマトリックスのような手法で指数化して状況を把握しておきましょう。
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NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。










