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2009年11月26日(木)

第28回:“森ガール”って知っていますか?

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 “森ガール”という言葉を知っていますか?

 恥ずかしながら“森ガール”の存在を私は最近まで知りませんでした。社内の会議資料で見かけた「森ガールのブームに乗れた可能性アリ」の記述。森ガールって何?思わず周囲に聞いてしまいました。

 「森にいるようなファッションの女の子のことで、ゆるいワンピースを着ていたり、カフェが好きそうな感じだったり、髪の毛も長くてゆるいパーマをかけていたり。芸能人で言えば、蒼井優(あおいゆう)ちゃんみたいな女の子のことです」

「あーなるほどね。そういう感じの女の子か。でもそういう子って昔からいるじゃん。なんで最近になってそういったカテゴリーが生まれているんだろう?」

 「さあ。何ででしょう。分からないですね」

 早速、調べてみました。

 森ガールの起源はミクシィが運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi」内の1つのコミュニティから始まったようです。ちなみに現在のコミュニティのメンバー数は約3万9000人。始まりのきっかけは、「森ガールコミュニティ」の管理人が、友人に「森にいそうな格好だね」と言われたことのようです。

 そのコミュニティには森ガールの定義が数多く記載されています。
一部抜粋してみます。

・ゆるい感じのワンピースがすき
・普段ワンピースやスカートばっかり
・シンプルよりどこかくせのある服がすき(でも派手派手してるのはそんなにすきじゃない)
・ナチュラル系にみえるけど、すこしクセのあるファッション
・素材にはこだわりたい
・民族系の服装もすき
・短いネイルのほうが落ち着く
・古いものに魅力を感じる
・レトロな花柄すき
・マフラーもストールもぐるぐるまきにしたい
・童話がすき
・色白
・カフェでまったりするのがすき
・カメラ片手に散歩をするのがすき
・本屋さんでかわいい本を見つけると嬉しい

 ちなみに定義の中には「felissimo」というブランドが好きであることという条件も入っています。「シロップ」のブランドページを見ると分かると思いますが、確かに最近こういう女の子が増えている実感があります(下図)。テレビCMでも森ガール的な女性タレントの露出が増えているように思います。

●フェリシモのブランド「シロップ」のWebサイト画面

●フェリシモのブランド「シロップ」のWebサイト画面


 本屋の女性誌の棚には「森ガール」関連の雑誌がそれなりのスペースを占めています。森ガールというカテゴリーは既にかなり一般化されたものと言ってもよさそうです。

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著者プロフィール

渡辺 健太郎(わたなべ・けんたろう)

渡辺 健太郎

1974年宮城県出身。1997年東邦大学理学部情報科学科卒業後、大塚商会を経て、1999年にインターネット広告代理業やインターネットメディア事業を展開するサイバーエージェントへ入社。1999年7月には、大阪支社を立ち上げるとともに支社長を務める。その後、2005年7月からは責任者として「アメブロ」の立ち上げを担当。2006年12月サイバーエージェント取締役に就任。現在は株式会社マイクロアド代表取締役として、行動ターゲティングやコンテンツ連動型などの広告テクノロジーを開発・運営し、アドネットワーク事業「MicroAd(マイクロアド)」を展開する。

行動ターゲティング、ブログ広告、リターゲティングのマイクロアド


このコラムについて

釣堀マーケティング

誰に、いつ、どこで、どうやってターゲティングするのか。その選択を正しく行う、つまりターゲティングの正解を知っていれば、釣堀で魚を釣るように簡単に魚が釣れる。欲しがっている人、潜在的なニーズを持っている人に的確に情報を伝えることができるようになればいいな、というのが多くのマーケティング担当者の思いだ。「釣堀マーケティング」という理想的な状況を作りだすためのヒントになるマーケティング全般の考え方、世の中の身近な事例、具体的なターゲティング手法などを、このコラムでは綴っていく。さまざまなターゲティング手法を知って、うまく使いこなすことが、今後のマーケティングでは必要となり、成功のカギとなる。

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