「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2009年12月9日(水)

PRやクチコミの効果を測定するには?

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 前回のコラムでは、「Search(検索)」に関するマーケティング活動の確認作業として、検索を複数のステップととらえることで、ステップごとにSEO対策を施す重要性をご紹介しました。

 複数回に分けてご紹介してきたように、SEO対策と一言で言っても、実は非常に奥が深い作業です。まだまだ細かい話は尽きませんが、今回はそろそろSearch(検索)のステップの話は終了して、次のステップに進みたいと思います。

●ネットマーケティングにおける役割分担

 以前、「本気のネットマーケティングは短絡的思考に非ず」というコラムで、広告展開に力を入れる前に確認すべきチェックポイントは、「AISAS」ピラミッドの上から順番に下記の3点だとお伝えしました。

1.そもそも「製品・サービス」は、利用者に満足されているか

2.「自社サイトやメディア」は、利用者の探している情報を提供できているか

3.「PR」「クチコミ」のメッセージが、利用者の興味を増しているか

 1番目の「製品やサービスが利用者に満足されているか」というポイントは、購買行為などのAction(行動)をした人が、Share(情報共有)をしたかを確認する項目。2番目の「自社サイトやメディアが、利用者の探している情報を提供できているか」というポイントは、Search(検索)をした人が、Action(行動)に至るために必要な情報に到達できているかを確認する項目でした。

 3番目の「PR、クチコミのメッセージが、利用者の興味を増しているか」というポイントは、Interest(興味)を持っている人が、Search(検索)のステップにまで至るような心を動かすメッセージを提供できているかどうかを確認する項目です。

 ただ、Share(情報共有)やSearch(検索)に比べると、Interest(興味)というのは定義がかなり曖昧(あいまい)です。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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