「米国ネットマーケティング茶話」

米国ネットマーケティング茶話

  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する

2010年1月12日(火)

ソーシャルメディアの「行く年、来る年」

1/3ページ

印刷ページ

 2009年をシンプルに表現すると「ソーシャルネットワーキングがメインストリームとなった年」と言えます。米国におけるソーシャルメディアの果たした役割は、社会的には「人々のコミュニケーションのあり方を変えた」、政治的には「オバマ政権の誕生やイラン大統領選挙などに見られるコミュニケーションの民主化をもたらした」、経済的には「企業が直接的にリアルタイムで消費者とコミュニケーションできるプラットフォームを提供した」ことです。

Facebookの"人口"は中国とインドに次いで世界第3位

 また、全世界に3億5000万人以上のアクティブユーザーをもつSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「Facebook」を国の人口規模に例えると、中国、インドについで、世界第3位にランクされます。2009年12月7日の時点で、米国のアクティブユーザーも1億人を超えており、米オンライン計測会社のヒットワイズの調査「トップ10ソーシャルネットワークサイト&フォーラムサイト」が示すように、Facebookは「MySpace」を完全に抜いて、50%近い米国人たちの「オンラインの目的地&ユーティリティ」として機能しています(表1)。

表1●2009年11月のトップ10ソーシャルネットワーキングサイト&フォーラムサイト(ヒットワイズ:ビジット数によるマーケットシェア)

1 Facebook 46.29%
2 MySpace 19.13%
3 YouTube 14.02%
4 Tagged 1.53%
5 Yahoo Answer! 1.10%
6 Twitter 1.04%
7 Yahoo! Profiles 0.82%
8 myYearbook 0.65%
9 Windows Live Home 0.51%
10 Meebo 0.48%

 また、政治家、著名人、スポーツ選手などの利用によって「熱狂的なブーム」を巻き起こしたミニブログ「Twitter」は、2009年に入って、あっという間に1.04%のマーケットシェアを獲得して第6位につけ、メインストリームにのし上がりました。「eMarketer」の2009年9月の発表によれば、Twitterの米国のユーザー数は1800万人でインターネットユーザーの11.1%を占めており、2010年には2600万人に達して、インターネットユーザーの15.5%を占めると予想しています。以下は、「Compete.com」によるFacebookとTwitterの米国のユニークビジター数の推移の比較ですが、2009年11月20日時点で、Facebookは1億2900万人(対前年比159.60%増)、Twitterは2248万人(対前年比546%増)と、訪問者数を急速に伸ばしています(図1)。また、別の米オンライン計測会社のコムスコアによれば、ワールドワイドで見ても、2008年10月のユニークビジター数が440万人だった Twitterは、2009年10月には、5830万人にまで急増したと分析しています。

図1●Compete.comで比較したFacebookとTwitterのユニークビジター数の推移

図1●Compete.comで比較したFacebookとTwitterのユニークビジター数の推移

画像をクリックして拡大できます


ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)、「日経ビジネス購読者限定サービス」の会員の方のみ、ご利用いただけます。ご登録のうえ、「ログイン」状態にしてご利用ください。登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。



  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する
  • 日経ネットマーケティング・トップへ
  • 日経ネットマーケティング・トップへ




Keyword(クリックするとそのキーワードで記事検索をします)


Feedback

  • コメントする
  • 皆様の評価を見る
内容は…
この記事は…
コメント0件受付中
トラックバック

著者プロフィール

大柴 ひさみ(おおしば・ひさみ)

大柴 ひさみJaM Japan Marketing LLC代表。日米のマーケティング・ビジネスを橋渡し米国シリコンバレーで、日米のマーケティング・ビジネスのファシリテイターとして、戦略の開発実施・調査分析などのコンサルティング・サービスを提供するJaM Japan Marketing LLCの創設者/パートナー。日本の広告代理店の電通ヤングアンドビルカム、米国広告代理店マッキャン・エリクソンを経て、20年間に渡る日米間のビジネス経験を生かして、1998年にJaM Japan Marketingを設立。「Peer to Peer」(P2P)、「WOM」(Word of Mouth)などを活用した最新のマーケティング手法に注目したサービスを提供している。
ブログ「ひさみをめぐる冒険」を執筆中。本ウェブでは以前「米国ネットの“ざわめき”を聴く」を連載した。


このコラムについて

米国ネットマーケティング茶話

米国の金融危機に端を発した、世界的不況の真っただ中に立たされた米国企業はこの 状況下でどのようなネットマーケティングを展開しているのか。 このコラムでは、 米国在住の著者が米国ネットマーケティングのトレンドをコラム形式で、マーケッ ターとしての立場だけではなく、米国在住の一般消費者の視点も加味しながら紹介し ていきます。

⇒ 記事一覧

ページトップへNBOトップページへ

記事を探す

記事ランキング