2009年をシンプルに表現すると「ソーシャルネットワーキングがメインストリームとなった年」と言えます。米国におけるソーシャルメディアの果たした役割は、社会的には「人々のコミュニケーションのあり方を変えた」、政治的には「オバマ政権の誕生やイラン大統領選挙などに見られるコミュニケーションの民主化をもたらした」、経済的には「企業が直接的にリアルタイムで消費者とコミュニケーションできるプラットフォームを提供した」ことです。
Facebookの"人口"は中国とインドに次いで世界第3位
また、全世界に3億5000万人以上のアクティブユーザーをもつSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「Facebook」を国の人口規模に例えると、中国、インドについで、世界第3位にランクされます。2009年12月7日の時点で、米国のアクティブユーザーも1億人を超えており、米オンライン計測会社のヒットワイズの調査「トップ10ソーシャルネットワークサイト&フォーラムサイト」が示すように、Facebookは「MySpace」を完全に抜いて、50%近い米国人たちの「オンラインの目的地&ユーティリティ」として機能しています(表1)。
表1●2009年11月のトップ10ソーシャルネットワーキングサイト&フォーラムサイト(ヒットワイズ:ビジット数によるマーケットシェア)
| 1 | 46.29% | |
| 2 | MySpace | 19.13% |
| 3 | YouTube | 14.02% |
| 4 | Tagged | 1.53% |
| 5 | Yahoo Answer! | 1.10% |
| 6 | 1.04% | |
| 7 | Yahoo! Profiles | 0.82% |
| 8 | myYearbook | 0.65% |
| 9 | Windows Live Home | 0.51% |
| 10 | Meebo | 0.48% |
また、政治家、著名人、スポーツ選手などの利用によって「熱狂的なブーム」を巻き起こしたミニブログ「Twitter」は、2009年に入って、あっという間に1.04%のマーケットシェアを獲得して第6位につけ、メインストリームにのし上がりました。「eMarketer」の2009年9月の発表によれば、Twitterの米国のユーザー数は1800万人でインターネットユーザーの11.1%を占めており、2010年には2600万人に達して、インターネットユーザーの15.5%を占めると予想しています。以下は、「Compete.com」によるFacebookとTwitterの米国のユニークビジター数の推移の比較ですが、2009年11月20日時点で、Facebookは1億2900万人(対前年比159.60%増)、Twitterは2248万人(対前年比546%増)と、訪問者数を急速に伸ばしています(図1)。また、別の米オンライン計測会社のコムスコアによれば、ワールドワイドで見ても、2008年10月のユニークビジター数が440万人だった Twitterは、2009年10月には、5830万人にまで急増したと分析しています。
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JaM Japan Marketing LLC代表。日米のマーケティング・ビジネスを橋渡し米国シリコンバレーで、日米のマーケティング・ビジネスのファシリテイターとして、戦略の開発実施・調査分析などのコンサルティング・サービスを提供する










