「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2010年1月20日(水)

PRの効果測定にこだわるなら、検索経由の「キーワード」にこだわろう

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 前回のコラムでは、テレビや紙メディアでのPR露出を効果測定するために、検索経由のアクセス数の推移を分析する方法を紹介しました。

 今回は、単純な検索数だけでなく、検索キーワードも組み合わせて傾向を見る方法を考えてみたいと思います。大企業や人気Webサービスのサイトの場合は、常に様々なキーワードで検索されてくるため、検索数全体の推移を見るだけではPR露出の影響が見えにくいケースもあるからです。

 テレビや新聞への露出によって検索数は変動しますが、その際に利用される検索キーワードは媒体によって異なります。そこで「Google Analytics」のグラフ比較で特定の検索キーワードのグラフを表示するとよいでしょう。

 Google Analyticsの画面右上の「アドバンスセグメント」のボタンを押して小ウインドウを開きます。そこで、左側に「アドバンスセグメントの新規作成」という選択肢がありますので、ここを選択してください。アドバンスセグメントの作成というページが開きます。


 この画面で、左側のメニューから「トラフィック」を展開し、「キーワード」という項目を右側の「ディメンションまたは指標」と書かれているところにドラッグします。あとは、表示されたボックスに表示したい検索キーワードを入力し、セグメント名を入力すれば終わりです。

 実際にこの設定を行って、サイトの全セッションと、無料の検索トラフィックと、特定キーワードのトラフィックを比較したのが以下のグラフです。7月13日の週において、指定した検索キーワードのアクセスが増加しているのが分かると思います。


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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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