「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2010年2月17日(水)

ネット広告キャンペーンやマーケティングは開始前よりも開始後が重要

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 前回までのコラムでは、広告展開に力を入れる前に確認すべきチェックポイントを、「AISAS」ピラミッドの視点から順番に紹介してきました。もう一度ここでポイントをまとめておきましょう。

図●ネットマーケティングにおける役割分担

1.そもそも「製品・サービス」は、利用者に満足されているか
2.「自社サイトやメディア」は、利用者の探している情報を提供できているか
3.「PR」「クチコミ」のメッセージが、利用者の興味を増しているか

 「本気のネットマーケティングは短絡的思考に非ず」というコラムでも書いたように、それぞれのステップが満たされていれば、広告の効果を最大化できる可能性がより高くなります。

 ただ、残念ながらマーケティング担当者がマーケティングを行う際、完璧に準備できることはまれです。特に新製品発売の場合には、その製品に対する利用者の反応は発売前には分かりませんし、自社サイトについても発表されるまでは情報を公開していない場合がほとんどでしょう。また製品発売前の段階で、その製品がどれぐらいの記事で露出されるのか、クチコミで話題が盛り上がるのかも分かりません。上記のステップを製品発売前に整えておくことは難しいのが現実です。

 だからといってあきらめる必要はありません。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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