ここ1年ほどで、「Twitter」を活用する日本企業が増えてきました。Twitterのような新しいツールをどのように活用すべきか、企業の間では試行錯誤の状態がまだ続いているようにもみえます。成功パターンを各社が模索する中、最近ではTwitterでも批判的な意見が集まる“炎上”のケースが出てきました。
もともと、「Twitterはブログに比べると炎上しにくい」といわれることがあります。例えば、ブログの炎上では、コメント欄に多くの非難コメントが集まることが多くあります。しかし、Twitterでは、ブログのコメント欄のように、第三者の領域に自分の意見を書き込む仕組みではありません。このことも炎上しにくい要因の1つといわれています。また、ブログの炎上は、対象となる記事のURLがいろいろなところにさらされることで、アクセスが生まれ炎上が広がります。しかし、Twitterでは、個別の投稿のURLを探すことは難しいため、そのような現象は起こりにくいようです。また、Twitterはブログ以上に更新頻度が高くなるため、1つの投稿にアクセスが集中する前に、次の投稿がどんどん掲載されていくことも、炎上しにくい理由ではないかと思います。
それでもなお、Twitterでも炎上は発生することがあります。最近話題になったのはUCCの事例です。これについては、既にネット上の様々なメディアやブログなどで取り上げられているので、内容をご存知の方も多いのではないかと思います。
簡単に経緯を説明すると、同社はTwitter上で「コーヒー」などのキーワードが入った投稿をしている人に対して、「ボット」と呼ばれるプログラムを使って「コーヒーにまつわるエッセイとアートを募集中!エッセイで賞金200 万円!アートで賞金100 万円!締切間近!!」といった内容の宣伝メッセージを自動で大量に返信しました。それがユーザーにはスパム行為とみなされて批判が殺到。同社は、このキャンペーンを開始した数時間後にキャンペーンを中止し謝罪したものです。ボットでの自動返信がユーザーにはスパムのように映ったということが批判を集めた最大の理由です。その一方で同社が素早く謝罪までに至った対応の速さを評価する声も出ていました。





