「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

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2010年3月17日(水)

米国のTwitter成功事例に学ぶ前に、普及率のギャップに注意

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 前回のコラムでは、ソーシャルメディアを活用したマーケティングは効果が出るまでに時間がかかることが多く、マスマーケティングのように短期的に売り上げを向上させる効果は期待しにくいという話を紹介しました。

 今回からは、実際に各種ソーシャルメディアを活用したマーケティング手法の具体的な例を見ていきたいと思います。

 最初に取り上げるのは、最近注目度が大きく高まっている「Twitter」です。

 まず、Twitterの現状認識をしておきましょう。

 2009年の米国におけるTwitterの盛り上がりは、非常に大きなものでした。日本国内でも、米国の盛り上がりの影響を受け、2009年夏ごろから一気に注目度がアップ。検索回数の傾向が分かるサービス「Googleトレンド」を見ても、「Twitter」や「ツイッター」というキーワードの検索数が急増しているのが分かります。

図●「Googleトレンド」(日本エリア指定)で見る「Twitter」および「ツイッター」の検索数急増

 ただ、ここで注意していただきたいのが、米国と日本におけるTwitterの普及ステージの違いです。

図●「Googleトレンド」(米国エリア指定)で見るTwitter対blogの検索数

 上図は、Googleトレンドで、米国限定で「Twitter」というキーワードの検索数と「blog」というキーワードの検索数を比較したグラフです。既にTwitterがblogに肉薄しています。米国でTwitterが非常に多くの人に普及していることが分かるグラフと言えるでしょう。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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