「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

カンバセーショナルマーケティングの近未来

  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する

2010年5月12日(水)

企業のTwitter運営ポリシーを9つの視点から考える(その2)

1/3ページ

印刷ページ

 前回のコラムでは、企業のTwitter運営ポリシーを9つの視点に分け、その中からユーザーとコミュニケーションを行わない前提の3分類について紹介しました。

図●Twitterの運営ポリシーの9分類

Twitterの運営ポリシーの9分類

 今回は引き続き、Twitterユーザーとコミュニケーションを図るパターンの運営ポリシーについて考えてみたいと思います。

■4.パッシブサポート型

 おそらく、企業の公式アカウントの最もオーソドックスなスタイルと考えられるのが、このパッシブサポート型でしょう。

 主に製品やサービスに関する発信を行い、ユーザーがそれに対して何らかの返信や問い合わせをしてきた場合に、できる限り対応をするパターンになります。すべての雑談的返信に対応せずに、製品やサービスに関連するサポート的な発言のみに返信する点が、後述のパッシブ雑談型と違う点です。

 前回のコラムで紹介した「手動一斉配信型」のように、個別の質問には1つひとつ返事をせずに、まとめて返事をする手法もありますが、多くのTwitterユーザーはすべての発言を読んでいるわけではありません。

 ユーザーとしては、公式アカウントに対して質問をするからには返事を多かれ少なかれ期待しているのが当然です。特に製品やサービスの使い方についての質問の場合、それを無視して返事をしないことによって、そのユーザーが感情を害してしまう場合もあります。Twitterのプロフィールに、「すべてのリプライにはお返事できません」などの注記をしておくのは1つの回避策ですが、可能な限り対応するのが基本対応となるでしょう。Twitter上ですべてに回答するのではなく、正しい窓口を紹介することも対応方法の1つです。

 なお、Twitter上での対応というと、返信が公開されて残り、公開掲示板でのやり取りに近い対応になるため、オープンに返信を書くのに戸惑いを感じる人が多いかもしれません。そういう場合は、返事をオープンな返信機能ではなく、Twitterのダイレクトメッセージでクローズドで行う方法もあります。

ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)、「日経ビジネス購読者限定サービス」の会員の方のみ、ご利用いただけます。ご登録のうえ、「ログイン」状態にしてご利用ください。登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。


  • この記事をブックマーク  ⇒
  • この記事をクリップ!
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
  • Buzzurlにブックマーク
  • newsing it!
  • この記事をChoix!
  • トピックイットに投稿する
  • 日経ネットマーケティング・トップへ
  • 日経ネットマーケティング・トップへ




Keyword(クリックするとそのキーワードで記事検索をします)


Feedback

  • コメントする
  • 皆様の評価を見る
内容は…
この記事は…
コメント0件受付中
トラックバック

著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

⇒ 記事一覧

ページトップへNBOトップページへ

記事を探す

記事ランキング