「カンバセーショナルマーケティングの近未来」

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2010年6月23日(水)

企業のTwitter運営ポリシーを9つの視点から考える(その5)

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 前回のコラムでは、9つに分けた企業のTwitter運営ポリシーの中から、ユーザーのコメントに対して自動的に反応するbotを活用した「自動パッシブ返信型」についてご紹介しました。

 今回は最後の9つ目、不特定多数のユーザーの発言に対して自動的にコメントする「自動アクティブ送信型」について考えてみたいと思います。

図●Twitterの運営ポリシーの9分類

Twitterの運営ポリシーの9分類

■9.自動アクティブ送信型

 前回の自動パッシブ返信型がアカウントに対するコメントにのみbotで返信するのに対し、Twitterユーザーの発言に対して積極的にコメントをしていくbotが今回取り上げる自動アクティブ送信型です。

 このタイプとしてよく事例として取り上げられるのが、「ドロリッチなうbot」(@dororich)でしょう。

図●「ドロリッチなう」発言に反応する@dororich

「ドロリッチなう」発言に反応する@dororich

 このアカウントは、ドロリッチ製造元のグリコ乳業ではなく、あくまで個人の開発者が自発的に開発したものですが、「ドロリッチなう」という発言をTwitter検索経由で補足して、御礼コメントとともに累計の発言数を記録する代表的な「自動アクティブ送信型」のアカウントといえます。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。


このコラムについて

カンバセーショナルマーケティングの近未来

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。

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