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AKB脱退騒動だけじゃない、キラーにもなる「写真」投稿、ミスすれば逃げ場なし

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  • 2012年1月31日 火曜日
  • 小林 直樹

 「恋愛禁止」というグループ独自の“条例”を破ったことで、AKB48メンバーの平嶋夏海さんと米沢瑠美さんが1月28日、脱退に追い込まれた。米沢さんがプライベートなTwitterアカウントから投稿していた写真に、2人と男性の親密な交際をうかがわせるシーンがあり、それが流出したためだ。

 この事件からは、「炎上対策」の観点でいくつかの教訓を得ることができる。

■1.Twitterが鍵付きでも、投稿した写真まで鍵付きとは限らない

 米沢さんは決して無防備なままツイートしていたわけではない。承認したフォロワー以外には投稿が非公開になる「鍵付き」設定にしていた。鍵付きならば、発言が検索に引っかかることはなく、公式リツイート(RT)されることもないため、安心感がある。

 だが写真投稿は話が別だ。彼女が写真投稿用に利用していた「yfrog」や「twitpic」といったサードパーティの写真共有サービスは、鍵付きアカウントから投稿しても、写真まで鍵はかからず公開状態になってしまう。

 Twitterアカウントが「@abcde」であれば、yfrogにアップした写真は「yfrog.com/user/abcde/photos」、twitpicにアップした写真は「twitpic.com/photos/abcde」にアクセスすれば誰からも“丸見え”なのだ。Twitterの鍵設定を写真にも適用するには、Twitter公式サイトや公式アプリから投稿する必要がある。

■2.完璧に防御していても“流れ弾”でバレる

 写真は米沢さんによる投稿で、平嶋さんはそこに米沢さんと一緒に映りこんでいたことで問題となった。言ってみれば“流れ弾”を受けた格好だ。

 平嶋さんもプライベートTwitterアカウントを持っていたようだが、そこでどんなに発言や写真に気をつけていても、他者があずかり知らぬところで自分を撮影していれば、それは公開されてしまう恐れがある。

 また、前出「1.」に絡んで鍵付きの写真を投稿したとしても、フォロワーとの人間関係が悪化してしまえば、このような都合の悪い写真は“ネタ”となり、流出の危機にさらされることになる。タレント生命にかかわるほどの問題写真であれば、鍵付きか否か以前にネットに公開すべきではないだろう。

写ってはいけないものの写りこみにご用心

 AKB48にまつわる写真の失敗は、実はこれだけではない。脱退騒動に先立つ1週間前、1月22日にも事件は起きていた。

 舞台は、東京ドームシティで開催した「AKB48リクエストアワー セットリストベスト100」。ファン投票で選ばれた人気の100曲をランキング順に4夜連続で披露する新春恒例行事だ。トラブルが起きたのは25位から1位を披露する最終日だった。

 このイベントでは、AKB48ゼネラルマネージャーの戸賀崎智信氏が、ランキングや会場の模様をTwitterでリアルタイム中継していた。最終日の開演前、楽屋裏で戸賀崎氏が女性マネジャーを携帯カメラで撮影して投稿した際、そのマネジャーが手に持っていた進行表(香盤表)が一部写りこんでいた。

 確かに写っていたが、書かれている文字はまったく認識できないレベルだった。だから気にも留めずそのままアップしたのだろう。ところがこの写真素材をネット上の“有志”が解析すると、ランキングの大半が判明してしまった。

 文字は判別できないものの、最終日ゆえに残り25曲にどんな曲が入りそうかはファンであればだいたい想像がつく。進行表は曲別に色分けされていたため、ネット上の有志“解析班”は「ピンクはチームAの公演曲、青はチームBの公演曲…」という具合に見当をつけていった。

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