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「買収上手」の国はどこか

VWスズキ破局と植民地支配の経験

  • 細田 孝宏(ニューヨーク支局長)

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2011年9月22日(木)

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 スズキと独フォルクスワーゲン(VW)の提携関係が2年足らずで破局に至った。

 原因は様々あるのだろうが、このニュースを聞いて思ったのは、「なぜドイツメーカーとの提携は難しいのか」ということだった。

 簡単に経緯をおさらいすると、両社が資本・業務提携で合意したのは2009年12月。以降、具体策の検討を進めてきたが、話はいっこうに進まない。いらだちを強めたVWは、今年5月の株主向け年次報告書で、スズキについて「VWはスズキの財務、経営方針に重要な影響を与える」と明記。事実上のグループ企業として扱うことを宣言する。

三菱自動車もダイムラーと破局

 それに対して、スズキは「対等のパートナー」(鈴木修会長兼社長)と反発。関係がぎくしゃくしていたところに、スズキは伊フィアットからのディーゼルエンジン調達を決めた。すると今度はVWが「提携の趣旨に反する行為」と批判。挑発にも似たやりとりを経て、9月12日、ついにスズキが決別を宣言した。

「このまま放置するとスズキの経営の足かせとなる」と鈴木修会長兼社長は語った(写真:ロイター/アフロ)

 日本の自動車業界におけるドイツメーカーとの提携では、2000年にダイムラー(当時はダイムラークライスラー)の傘下に入った三菱自動車も具体的な提携の成果を出せないまま、その関係を終えている。

 リコール問題などによる販売不振で経営難に陥った三菱自動車に対し、追加支援を見送ったことで提携解消となったが、本国から一方的な指示を飛ばすダイムラーの強引な経営には社内で不満が鬱積していた。

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