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国産テレビが生き残る道

縮小均衡では未来は切り開けない

  • 中島 募

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2011年11月10日(木)

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 10月14日の夕方、東京都内の家電量販店の前に並んだ。目当てはご多分に漏れず米アップルの新型スマートフォン「iPhone4S」。2年前に「iPhone3GS」を購入して以来の買い替えになる。ナンバーポータビリティー(MNP)関連システムのトラブルの影響もあって、受付カウンターには長蛇の列ができていた。受け付けが閉店までに間に合わず、翌日に持ち越された人もいたようだ。幸いにして私は、閉店間際に何とか受け取ることができた。

現実味を帯びてきたアップルのテレビ参入

 iPhone4Sはバッテリーの持ちが悪いのが気になるものの、使い勝手は上々。新たに搭載された機能を楽しんでいる。その中でも興味深いのが、音声アシスタント機能「Siri」だ。音声で質問したり命令したりすると、認識した内容に応じて結果を返してくれる。例えば検索やメール、スケジュール管理などの操作を音声で実行することが可能だ。「スター・トレック」で夢見た世界が、現実のものへと近づいていることを予感させる。現時点で英語、フランス語、ドイツ語にしか対応していないが、2012年には日本語を含めた5言語にも対応するとのことだ。

声で操作できるiPhone4Sの新機能「Siri」

 このSiriを搭載したテレビをアップルが開発中との噂が広がっている。

 これまでアップルのテレビ参入の観測は何度となく囁かれてきたが、10月24日に発売されたスティーブ・ジョブズ氏の伝記により、さらに現実味を帯びてきた。ジョブズ氏が生前に「新しいテレビ」の発明に熱意を見せていたことが判明したからだ。アップルのクラウドサービス「iCloud(アイクラウド)」を通じてパソコン、iPhone、iPadとシームレスにコンテンツを共有できるテレビを目指していたという。

 伝記には、ジョブズ氏がテレビに関して「シンプルなユーザーインタフェース(UI)を提供する方法を見つけた」とのエピソードも紹介されている。近年のテレビは薄さや画面サイズ、解像度などの面で劇的な進化を遂げた。インターネットやビデオオンデマンド機能、録画機能を内蔵するなど、多機能化も進んでいる。しかし、その中でもUIはほとんど進化していない。たくさんのボタンが並ぶリモコンで操作する方法は、今も昔も変わらない。

 携帯電話のUIは、「タッチパネル」という技術で飛躍的に進化した。しかし、テレビだとそうはいかない。リビングなどに置く大画面のテレビに、タッチパネルを採用するのは現実的とは言えない。一方、音声であれば離れた場所からでも直感的な操作ができる。アップルはこの点に着目して、Siriの搭載を検討していると見られる。

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