• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

チャレンジを誇りと思える国へ

福岡で初開催の「明星和楽」に参加して想ったこと

2011年11月17日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 11月11日~13日、福岡市で開催されていた「明星和楽」というイベントに参加した。これは米テキサス州オースティンで毎年開催される巨大イベント「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)」の日本版を目指して開催されたものだ。音楽や動画、ゲーム、テクノロジーなど、様々なジャンルに属する人たちが一堂に会した。昼はカンファレンス、夜は音楽イベントという一風変わった趣向の催しだ。初開催の今回は、集客数3000人を目標にしていた。実際は1000人程度に留まったようだ。だが、今でこそSXSWも2万人を集める大イベントに成長しているが、1986年に初めて開催されたときは700人だった。企画から開催まで4カ月足らず、初開催でここまで人が集まる場を作り上げたのは素晴らしい。しかも、運営はすべてボランティアだ。

起業の最初の壁は「親」

 このイベントに参加中、いろいろな人にお会いした。そして元気が出た。「とりあえずやってみる」というチャレンジ精神に多く触れたからだ。国内に漂う悲壮感など微塵も感じさせないイベントの運営スタッフ、集まった起業家や音楽で活躍している人々は、世に新しいものを生み出そうという点で、皆一様にクリエーターだ。そしてクリエーターは往々にしてROI(投資対効果)を気にしない。費やした時間、投下したお金に対するリターンについて、あらかじめそろばんを弾くタイプは少ない。やりたいことをやってみる。だからそこには暗澹たる空気がない。

明星和楽で対談するモビーダジャパンの孫泰蔵社長と明星和楽発起人のヌーラボの橋本正徳社長

 ただ、様々な人の話を聞いていると、彼らはある共通の壁を乗り越えてきた経験があることが分かった。それは「親」だ。

 自分の恥ずかしい過去を晒すと、中学、高校ともに“落ちこぼれ”だった。中学校に入学して最初の試験で150人中、下から3番目。今でも強烈に覚えているが、最初の三者面談で暗に転校を勧められた。体育と音楽と美術以外はすべて赤点。しかも恐ろしいレベルの赤点だ。そんな自分が1度だけ、一生懸命に勉強した時期があった。恥ずかしながら米コロンビア大学のジャーナリズムスクールにあこがれた時だ。入ることすら難しい狭き門だということは知っていて、なんだかよく分からないまますべての教科を捨てて英語だけ必死に勉強した。意味も分からずTOEFLの問題集を買ってきては、ひたすらマニアックな単語を覚える日々が続いた(今はマニアックな単語どころか英語すべてを完全に忘れている)。

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「チャレンジを誇りと思える国へ」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長