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iPhone抜いたサムスンに復活の萌芽

ソニーやパナソニックのスマホ、挽回なるか

2011年12月14日(水)

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 筆者がこのコラムで「サムスンの栄枯盛衰」を執筆したのは7月25日だった。ソニーやパナソニック、シャープなど、日本の家電メーカーを圧倒した韓国サムスン電子の勢いに陰りが出ているという内容で、「今、成長と衰退の岐路に立っている」という言葉で締めくくった。

 それから5カ月が経った。サムスン電子は今年7~9月期に、4兆2529億ウォン(約2925億円)の営業利益を計上した。前年同期比13%減で、4四半期連続で前年同期を下回ったが、アナリスト予想の平均3兆3500億ウォン(約2305億円)を上回り関係者をうならせた。

米韓が市場を席巻、日本勢は鈍重

 液晶テレビや液晶パネル、DRAMの世界的な価格下落の影響を受けたものの、スマートフォン事業が好調で、10.3%という高い営業利益率を維持した。4~9月期に営業利益率が1.2%だったパナソニック、0.8%のソニー、2.6%のシャープと比べれば収益性の高さは歴然としており、反転攻勢に向けた萌芽が表れている。

 サムスン電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長と親交のある業界関係者は、「会長は凋落した日本メーカーを反面教師にして、大変な危機感を持って経営に当たっている」と話す。

 サムスン電子が「ギャラクシー」のブランド名で、米アップルの人気端末「iPhone」に対抗するスマホを発売したのは昨年6月だった。以来、販売を順調に伸ばし、今年7~9月期の出荷台数は全世界で2814万台、出荷シェアは22.8%に達した(米IDC調べ)。iPhoneの1707万台、シェア13.8%を抜いて初めて首位に立った(同)。アップルは最新モデル「iPhone4S」を10月に発売し、巻き返しを図る。

 スマホの世界市場では米韓の2社が首位争いを繰り広げ、その後にフィンランドのノキア、台湾HTC、米リサーチ・イン・モーション(RIM)が続く(同)。日本勢は出遅れた格好だ。

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「iPhone抜いたサムスンに復活の萌芽」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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