• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「実は、私もパギャルです。」

現代版ギャルは日本再生の救世主となるか

2011年12月19日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「実は、私もパギャルです。」――。

 アイドルグループ「AKB48」メンバーの藤江れいなが、表紙でこう告白する書籍『パギャル消費』(日経BP社)。

 黒髪で色白。一見すると、どこにでもいるような普通の清楚でかわいらしい女の子の藤江れいなが、「パギャル代表」だという。

 金髪でガングロ、カラーコンタクトとつけまつげでばっちりメイクし、109系のブランドを身にまとうような、いわゆる「ギャル」を想像すると、そのギャップに驚く。

 「パギャル」とは何か。

『パギャル消費』(電通ギャルラボ 西井美保子著、日経BP社)。ギャルとはほど遠い見た目のAKB48の藤江れいなが、「パギャル」代表として表紙を飾る

 同書の著者である電通ギャルラボの西井美保子氏はパギャルの定義をこう説明する。「パギャルとは、ギャルマインドをもつ全ての女性を指します。見た目はいわゆるギャルでなくても、ギャルに通じるようなマインドを持っている女性は実に多い。見た目もマインドもギャルとして生きる“真ギャル”とは違って半端なギャルだから、略して“パギャル”と呼んでいます」

 西井氏の言うギャルマインドは「心(ラブ)」「技(デコ)」「体(ガッツ)」という3要素で構成されている。詳細は以下の通りだ。

【心(ラブ)】
・ギャルを尊敬している
・流行は自分で生み出す
・ブログで恋愛を赤裸々に語る
・トラウマ克服の話に共感できる
・熱いハートで何だってできる
・本音トークが好き
・泣ける歌詞が好き
・強い絆で結ばれた仲間がいる
・地元が好き
・祖父母を大切にする(した)

【技(デコ)】
・渋谷109の服はかわいい
・金髪に近い髪色をしていた
・つけまつげを使う
・キラキラ・デコデコ好き
・ミニスカ・ショーパンで脚見せ
・アイメイクが念入りだ
・不細工も努力でかわいくなる
・安い服をセンス良く見せる
・雑誌でヘアスタイルやヘアアレンジをチェックする
・絵文字やデコメを多様する

【体(ガッツ)】
・周囲を笑わせる、驚かせる
・毎年、花火・祭りで浴衣を着る
・ドンキ、安売り店によく行く
・食べ物・飲み物は安さと量で選ぶ
・衝動買いをよくする
・カラオケによく行く
・男っぽい言葉遣いをする
・男勝りで負けず嫌いだ
・勉強はできないがかわいがられた
・地元の友達とよく遊ぶ

 「ラブ」「デコ」「ガッツ」の3要素にそれぞれ10項目を設け、3つの各要素で4項目以上に当てはまれば「真ギャル(真性ギャル)」、3要素の各項目で1つ以上当てはまると「パギャル(半端なギャル)」というわけだ。

 西井氏の調査によると、2011年に18歳~34歳までの女性800人を対象に、上記30項目に基づいたアンケートを実施したところ、「真ギャル」が12.8%、「パギャル」は55.5%にも上った。若い女性のうち、実に7割以上がギャルマインドを持つ計算だ。

 さらにこの結果を人口ボリュームに当てはめると、18歳~34歳までの女性1247万人(総務省統計局調べ、2009年10月1日時点)のうち、「真ギャル」と「パギャル」を含めた「ギャル人口」は、845万人にもなるという。

 2010年に15~49歳までの女性9000人以上を対象に行ったアンケートでは、若い女性に限らず、40代の中にも、ギャルマインドを持つ女性が1~2割存在したことがわかった。

 ギャルは決してマジョリティではない。だがギャルに共通する「ギャルマインド」を持つ女性は、大多数を占めているようだ。

コメント6件コメント/レビュー

確かにそういう人は多いような気もしますが、よくわからない基準を勝手に作って「ギャルが多数だ」とかいわれてもちょっと・・・。こういう勝手なカテゴリーをつくるのがマーケティングなんですかねぇ。あと「パギャル」がいるのなら、「パヤン」や「パオタ」もいっぱいいるような気がします。野郎が聴くヒップホップも結構演歌チックなものが多いですよ。(2011/12/19)

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「「実は、私もパギャルです。」」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

確かにそういう人は多いような気もしますが、よくわからない基準を勝手に作って「ギャルが多数だ」とかいわれてもちょっと・・・。こういう勝手なカテゴリーをつくるのがマーケティングなんですかねぇ。あと「パギャル」がいるのなら、「パヤン」や「パオタ」もいっぱいいるような気がします。野郎が聴くヒップホップも結構演歌チックなものが多いですよ。(2011/12/19)

3要素の各項目で1つ以上当てはまると「パギャル(半端なギャル)」とあるが、「心(ラブ)」・強い絆で結ばれた仲間がいる・地元が好き・祖父母を大切にする(した) 「技(デコ)」・不細工も努力でかわいくなる・安い服をセンス良く見せる・雑誌でヘアスタイルやヘアアレンジをチェックする「体(ガッツ)」・地元の友達とよく遊ぶ この項目に当てはまったらパギャルと呼ばれるのか。。。ギャルにたいして憧れを持たない自分としては納得行かない。大別が雑すぎ。(2011/12/19)

ラテン系なノリの人々がいることはよいことです。でも、泣ける歌詞が好きとか強い絆で結ばれた仲間がいる、とかは、弱っちい心の表れでしょう。ラテンの気持ちで何でもかんでもアスタマニャーナと軽く流しましょう。 巨額の財政赤字?、アスタマニャーナ、借りた者勝ち!(2011/12/19)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授