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問題解決をデザインする

本質的な原因を見つめ、無駄なIT投資を防ぐ

2012年1月10日(火)

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 「コンビニで店員がレシートを渡す。客が断る。その時間を短縮するだけですごい余剰時間が生まれるのに。これを無くすサービスは考えられないか」

 先日、ある知り合いの起業家がFacebookにこう投稿した。

 この投稿に対し、多くの人がアイデアを寄せていた。「全部電子マネーにすれば」といった意見もあれば、「レジのレシートが出てくる場所を顧客側に設置して、一定時間経てば引っ込むようにする」といったものも。「ボタンを設置して、欲しい人が押せば出てくる仕組みにすれば」という提案や、「レシートに店員さんがメッセージを書き込めばもらいたくなるんじゃない?」といったものまであった。なるほど、1つの課題に対してこんなにもアイデアが集まるのかと興味深く読んだ。成功した起業家たちは口をそろえて「身近に存在する課題をいかに解決するかを考えるべき」と言う。実際、新商品や新サービスはこのシンプルな問いに対する答えとして登場することが多い。

台湾の税務当局の柔軟な発想

 話題がレシートだっただけに、ふと、初めて台湾を訪れた時のことを思い出した。ご存じの方も多いだろう。台湾のレシートは裏面が宝くじになっている。2カ月に1回抽選発表があり、特賞は200万元(日本円で約500万円)だ。そもそもレシートを発行する習慣が無かった台湾では、売り上げをごまかし脱税する小売店が多かった。これを解決するために税務署が取った問題解決策が、消費者にレシートを要求させればいいというものだった。レシートを宝くじにすれば、消費者は小売店に発行を要求する。その結果、小売店は“ちょろまかし”ができなくなる。この施策を知った時、こんな問題解決の方法もあるのかと感嘆したものだ。

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「問題解決をデザインする」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト