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創業家の社長にしかできないこと

コクヨと龍角散の社長のいくつかの共通点

2012年1月25日(水)

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 2011年最後と2012年最初に取材した製造業の経営者にはいくつか共通点があった。表層的には創業家出身であること、そして長い在任歴だ。会ってみて感じた共通点は、創業家出身としての誇りを持ちながらも謙虚さを失わない姿勢であった。2人とは、コクヨの黒田章裕社長と龍角散(東京都千代田区)の藤井隆太社長である。黒田社長は、創業者の孫であり、在任23年目。藤井社長は佐竹藩の典医であった初代から数えて8代目だ。52歳ながら社長就任17年目に突入している。

 昨年はオリンパスと大王製紙という大企業で不祥事が相次いだ。オリンパスの菊川剛社長兼会長(当時)は在任10年を超えていて、大王製紙の井川意高会長(当時)は創業者の孫だった。そのため、オーナー経営や長期の社長在位による弊害を両社の事件に結びつけて論ずる人は多かった。

先代からの提携を打ち切る龍角散

 確かに、この2つの要素は権力の私物化や隠ぺい体質を生みかねない。一方でサラリーマン社長と比べて、強い立場にいるからこそ下せる決断もある。コクヨと龍角散のトップにとっては昨年はそうした決断を迫られたタイミングであった。

 龍角散は、昨年9月に「龍角散ののどすっきり飴」を発売した。これは先代社長の時代から20数年続いた味覚糖(大阪市)との、のど飴に関する提携を2012年9月末に終了することに伴うものだ。飴作りのノウハウや菓子の流通網を持っていなかった医薬品メーカーの龍角散にとって提携は当初大きな意味があった。会社に利益ももたらした。

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「創業家の社長にしかできないこと」の著者

上木 貴博

上木 貴博(うえき・たかひろ)

日経ビジネス記者

2002年に筑波大学を卒業し、日経BP入社。「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「日経マネー」編集部などを経て、2016年4月から現職。製造業を中心に取材中。趣味は献血(通算185回)。相撲二段。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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