• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

アップル製テレビの破壊力

2012年2月2日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 米アップルが今夏に新型のテレビ「iTV」を発売するとの観測が広がっている。2001年に「iPod」、2007年に「iPhone」、2010年に「iPad」と立て続けに革新的な製品を世に送り出した同社のことだから、テレビの世界でも革命を起こすに違いない、との期待が消費者の間で高まる。

 シャープと韓国サムスン電子のどちらか、もしくは両社が製造を担当するとの未確認情報もある。ウラをとって記事化しようと各方面を当たってはいるが、まだ書けるだけの材料はそろっていない。

「リンゴの気持ちがあるから」

 今年1月10日から13日まで米ラスベガスで開かれた、世界最大の家電見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」を筆者は取材で訪れた。CESを視察していたシャープの片山幹雄社長に話を聞く機会があり、真相を尋ねてみた。片山社長によれば、「リンゴ(アップル)の気持ち(思惑)があるから、私としてはコメントしようがない」とのこと。

 筆者がラスベガスを去った当日に、サムスン電子のイ・ゴンヒ会長が入れ違いにCESの会場に現れたようだ。話を聞く絶好の機会を逃したが、思い切って視察中のゴンヒ会長に直撃したところで、コメントをもらえたかどうか。

 一番気になるのは、iTVがどんな製品になるかだ。アップルの秘密主義は徹底している。

 「iTV」という名前だって、他のアップル製品から周囲が類推しているだけにすぎない。機能についても、「リモコン操作が格段にシンプルになる」などと、曖昧な噂がまことしやかに語られている程度である。

 アップルはiPhone 4Sに、人間の音声を理解するエージェント機能の「Siri」を搭載した。iTVにもSiriの機能を搭載して、視聴者がテレビに向かって「チャンネルをNHKに変えて」「ユーチューブを見せて」「今日の予定を表示して」など、口頭で操作できるようにするかもしれない。任天堂のゲーム機「Wii」やマイクロソフトの「Kinect」のように、ジェスチャーで操れる製品になる可能性だってある。

 ひょっとしたらディスプレイがタッチパネルになっていて、画像を指で操作できるのかもしれない。iPhone、iPadを作ったアップルならお手のものだろう。想像は膨らむばかりである。

 現在、アップルは「アップルTV」なる箱型の装置を発売している。テレビに接続して、ネット経由で映画などを楽しめる製品だ。

 昨年10月に死去したスティーブ・ジョブズ前会長は生前、アップルTVを「まだホビー(趣味)の段階の製品」と評していた。iTVはホビーの粋を超えた、驚くべき製品になるのだろう。

コメント0

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「アップル製テレビの破壊力」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧