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あなたの会社は「社交的(ソーシャル)」ですか

自社と他社の「つながり方」を描く重要性

  • つなぐIT研究班

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2012年2月23日(木)

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 「社交的な会社」とは何か考えてみた。一部のIT(情報技術)関連企業が「ソーシャルエンタープライズ」という言葉を使い出しているからだ。

 この言葉は以前からあり「社会貢献活動を目的とした企業」を指していた。そうした企業を作り、経営する人を「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」と呼んだ。

 ところが2年ほど前からだろうか、IT関連企業が「SNS(ソーシャルネットワークサービス)と同様の仕組みを導入した企業」にソーシャルエンタープライズという言葉を冠すようになった。

 大雑把に説明すると、フェイスブックやツイッターとよく似た仕組みを使い、社員同士が情報を頻繁にやり取りしながら仕事を進める企業をソーシャルエンタープライズと呼んでいる。同一プロジェクトに参画している企業同士が連携し合う例もある。社員や関係者、さらには顧客と常時つながっている会社がソーシャルエンタープライズというわけである。

 こう説明されると「タイムラインをにらみながら仕事をこなせるのだろうか」と首をかしげたくなる。タイムラインとは、SNSなどの利用者が書き込んだ短文が次々に表示される画面上の場所を言う。

 仕事用のデスクトップパソコンとは別に、SNSのタイムラインを表示するためのノートパソコンや小型ディスプレイ、スマートフォンを脇に置き、仕事しながら時々刻々更新されるタイムラインを眺めている人がいる。こういう仕事のやり方を否定するものではないが、効果と効率はどうなのか、人次第のところがある。

社交性に難ある企業がITを使っても効果は出ない

 話をソーシャルエンタープライズに戻す。SNSのような人をつないでいく仕組みを取り入れ、使いこなせるなら結構なことではある。とはいえ、仕組みを入れたからといってすぐ「ソーシャルエンタープライズ」が実現するわけではない。

 辞書でソーシャルの意味を調べると「社交的」と出てくる。エンタープライズをここでは「会社」と訳しておく。ソーシャルエンタープライズは直訳すると「社交的な会社」になる。

 冒頭の問いに戻った。「社交的な会社」とは何か。読者の方々にも考えていただきたい。一つの考え方として、「社交的な人」の条件を挙げ、「社交的な会社」の条件に転用してみよう。

 「あの人は社交性に富む」と言った場合、当たり前だが他人に会う機会が多い人であろう。どんな人にも会って物怖じせず会話するし、どこへでも気軽に出かけていき、人とのつながり(人脈)を密にしていく。もちろん身なりや言葉遣いはきちんとしている。

 その上で人物として魅力があり、会話に長け、「あの人と会うのは楽しい」「また会いたい」と言ってもらえる。色々なところに出没する人であっても嫌われ者であったら社交的とは呼べない。

 「あの会社は社交性に富む」と言った場合、当たり前だが他の会社や各種の団体、そして顧客に接触する機会が多い会社だろう。どんな相手とも物怖じせず接触して打ち合わせをする。機会があれば色々な会合に参加し、企業間のつながりを密にしていく。もちろん商慣習や法律、ルールはきちんと守っている。

 「あの会社は系列が違うから取引できない」「実績がないから直取引は無理。関連会社経由なら買ってみてもよい」などという会社はあまり社交的ではない。法を無視する会社は論外である。

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