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試練に立つGMボルト

EVのマイナスイメージに懸念

  • 細田孝宏(ニューヨーク支局)

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2012年3月30日(金)

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 米ゼネラル・モーターズ(GM)の電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」が試練の時を迎えている。

 鳴り物入りで登場したボルトの生産は現在、一時停止している。販売が当初の想定を下回り在庫がたまったことが直接の理由だが、売れ行きに影響を与えた要因としては、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が昨年11月に実施した衝突実験で搭載しているリチウムイオン電池から発火し、安全性に疑問が投げかけられたことも大きい。NHTSAによると、側面衝突の実験をした3週間後に発火があったという。

当局はあっさり安全宣言したが…

 1月25日には米下院の監督・政府改革委員会が公聴会を開き、証言台に立ったGMのダン・アカーソン会長兼CEO(最高経営責任者)は「ボルトは安全」と釈明することとなる。

 もっとも、当局であるNHTSAの最終的な判断は「問題なし」。公聴会に先立つ1月20日には、ガソリン車よりも危険であるわけではなく、GMがバッテリーの保護機構を強化するといった改修に乗り出したことなどを理由にNHTSAは安全性に問題ないとしていた。

 NHTSAと言えば、2010年に急加速問題で全米が大騒ぎになったトヨタ自動車を追及したことで日本でも有名になった。最終的には「シロ」だったトヨタをあれだけ批判したNHTSAが今回、あっさりと幕引きに動いたことにやや釈然としないところもあるが、こうした騒動の影響でボルトの販売はスローダウンすることとなった。

 これだけなら通常の品質問題だが、ボルト批判は別方面でも広がりを見せている。

2010年7月、製造ラインから出てきた「ボルト」を試乗したオバマ大統領(写真:ロイター/アフロ)

 米共和党が「アンチオバマ」の材料としているのだ。

 グリーン政策を推進してきたバラク・オバマ大統領とって、ボルトは環境に優しい米国産エコカーの象徴。2010年にミシガン州ハムトラミック工場を訪れた際は、工場内のわずかな距離だが自ら運転するパフォーマンスも見せている。

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