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組織を腐らせる「ダブリ会議」の病理

【2】時間を一刻も無駄にしないために全廃を目指せ

2012年4月4日(水)

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 私が提唱している「脱会議」をテーマとした前回の連載を加筆修正して単行本『脱会議 今日からできる! 仕事革命』(日経BP社)がいよいよ明日発売される。

 その余勢を駆って始めた今回の短期集中連載。前回の連載では書き切れなかったことを盛り込んでいくので、単行本ともどもぜひお目通しいただきたい。

 さて、今回は前回の最後で予告したように、「ダブリ会議」を徹底検証する。それは、そもそも組織運営において必要のないものを、さらに積み重ねて事実を歪曲させ、ボディブローのように、組織風土を悪化させる、極めて粗雑な会議だ。全廃するのはどうすればいいのか。実態とともに解説していく。

(前回の会議は多ければ多いほど会社の「運気」は下がるから読む)

 皆さんは、このような例え話を聞いたことがあるだろうか?

 毎朝「8万6400円」のお金が自分の銀行口座に振り込まれていたとしたら、どうするか? という話。

 そのお金は、当日使い切らないと残高がすべて消去される。

 毎朝目が覚めたら「8万6400円」が振り込まれ、毎晩眠りに就くころには全額処分されている。貯蓄はできない。

 多くの人が、毎日、目いっぱい8万6400円を使い切ろうと思うだろう。できれば1円も無駄にせず使い切ってしまいたいという気持ちになる人も多いはずだ。

 それができるかどうかは別として、そうありたいと考えるのが普通の人間の感覚だと思う。

1日に使える時間を有効に使おう

 前述の話をお金と時間を変えてみよう。

 すべての人たちの時間口座に【8万6400秒】という時間が、平等に振り込まれているということになる。これは、夢物語ではなく事実である。なぜなら、誰にでも1日に24時間=(24時間×60分×60秒)=8万6400秒という時間が与えられているのだから。

 そして、夜になると使い切れなかった時間は消去されてしまう。その時間は永遠に戻ってこない……。

 多くの人が、お金よりも時間の方が大切だという認識を持っている。

 だからこそ、その時間を無駄に使っていないだろうかと常に自問自答したい。時間を貯金することはできないが、自らが主体的にコントロールすることで、有効活用できる範囲は増すからだ。

 1日の中の、「1秒」たりとも無駄に使うことはよそう、とまでは言わない。ただ「脱会議」の提唱者として、私は事業の収益に貢献しないような無駄な会議を少しでも削ってほしいと願っている。そして、そのような会議に「ついで参加者」を呼ばないようにしていただきたい。

コメント8

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「組織を腐らせる「ダブリ会議」の病理」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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