• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

仕事の最高の報酬とは「俺最高!」と思える体験を得ること

俺にも一言言わせて~受託部門リーダーが語る仕事観

2012年4月10日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 先週の記事で、受託ビジネスとオリジナルビジネス業務における労働観の違いなどを書きました。そうしたところ、面白法人カヤックの受託ビジネスのリーダーが「俺にも一言言わせてくれ」ということですので、まずは、それを紹介したいと思います。

* * * *

受託ビジネス部門リーダー語る

 クライアントワーク(社内ではそのように受託ビジネスを呼んでおります)も年々進化しておりまして、おかげさまで、「こういうもの作ってください」と言われるより、「何か面白いこと考えてください。何か面白い技術で」という、アイデアから面白さとオリジナリティを求められるオーダーの方が多くなっています。

 この依頼は、ハードルとしては上がっているのですが、我々としては望むところ。純粋に「とにかく新しいことしたい」という開発者の立場からすると、「こちらがいい!やりたい!」と思ったアイデア、技術をそのままクライアントにぶつけることができます。

 これは時に、自社開発以上に自由さがあると言えます。何しろ、アイデアも自由、技術も自由なのです。ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、あくまでも主体はクライアントなのです。なので、当然こちらがこれをやりたい!とぶつけても、NGになることもあります。

 それは時に自分よがりなアイデアだったりすれば当然で、それ以外にもクライアントの様々な事情により、「お蔵入り」してしまうこともあります。ただ、こちらが「やりたい」と思ったことが本当にユーザーにとって受け入れられる可能性があるものは、情熱をもってクライアントに伝えるべきですし、伝えても伝わらないものはやはりユーザーにも伝わりません。

「やりたいことしかやりません」ではなく、「やりたいことを無限に出す」

 もっとも「やりたい」ことは1つではありませんので、別の「やりたい」ことでクライアントからOKが出るものを出す気概でやる必要があります。「自分のやりたいことしか、やりません」ではなく、「やりたい」ことを無限に出していくというプロセスこそが望ましいといえます。

 そのように考えていきますと、やりたい!ことだらけで仕事をさせてもらえるなんて、正直「こんなに楽しいことして、お金もらって、何と我々は幸せなんでしょう」と思わざるを得ません。

 唯一、残念に思うことは、全ての期待には応えられないということです。受託ビジネスの場合、なんでも屋になってしまうことは身の破滅を導きます。なんでもできるということはなんにもできないのと同じです。いくら「面白いものをつくってくれ」という漠然とした依頼であっても、その目的や、領域、コアとなる技術などが現時点でのカヤックの事業ドメインと合っていなければ、お断りせざるをえません。

コメント0

「ビジネスという“奇妙な冒険”」のバックナンバー

一覧

「仕事の最高の報酬とは「俺最高!」と思える体験を得ること」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「絶対これしかありません」というプランが出てきたら、通しません。

鈴木 純 帝人社長