• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

出世したければファイナンスの勉強

日本版ビジネススクールを大いに利用しよう

2012年4月13日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

前回から読む)

 これまで当コラムでは国内のさまざまなレベルでファイナンス教育と知識が不足していると指摘してきました。今回は、若手ビジネスパーソンとシニアのエグゼクティブ(経営層や上級管理職)両者にとって参考になるファイナンス学習の話をします。

 まずは危機感を高めるために海外の話をします。「海外では…、日本では…」と言った調子で話をすると、「では(出羽)の守」などとからかわれそうですが、日本の近・現代史を顧みれば、日本の成功は海外から素直に学びそれを日本にうまく同化した時に起きています。明治の「坂の上の雲」の時代と昭和後半の高度成長期がそれにあたります。逆に、「もう学ぶものはない」などと傲慢になって内向きになった時は失敗の時期と重なっています。

 ファイナンスも、前提条件を無視して下手なモデルに入れ込むと証券化バブル崩壊(リーマンショック)のような結果になるわけですが、日本の場合は反対側の極端な例です。ファイナンスを無視しすぎてきた国では、今後、ファイナンスを学ぶことで企業も経済も改善できると思います。

アジアに遅れるファイナンス教育

 日本企業のグローバル化というのは、実態としてはアジア進出を意味することが多いと思います。アジアといえば、つい最近まで日本が経済的な援助をしてきたエリアでもあるため、つい、日本はあらゆる分野でアジアをリードしていると思いがちです。確かに農業や製造業ではそうでしょう。しかし、金融業やファイナンス教育では違うのが現実です。

 数年前、あるNPOの後援で米国の有名ビジネススクールを回ってファイナンス教育について話を聞いたことがあります。詳しくは「NPO法人金融人材の流動化を進める会」の「金融人材育成とビジネススクール」を読んでいただければと思います。

 いずれも事前に質問を送った上での訪問だったため、短時間にもかかわらず内容の濃いお話を聞けました。聞き取りの中で印象的だったのは、ビジネススクールのアジア進出と企業エグゼクティブ向け教育への取り組みでした。伺った先は日本でもよく知られる有名校です。ノースウェスタン大学ケロッグ・スクール、シカゴ大学ビジネススクール、コロンビア・ビジネス・スクール、ニューヨーク大学スターン・スクール、ハーバード・ビジネス・スクールといったところです。

 アジア進出については、その場で思いついた質問でした。成長著しいアジアでは、ビジネス界で大量の幹部候補生を必要としているはずですが、ビジネススクールとしてそういう教育需要をどう取り込むのかと聞いたのです。すると、既にアジアの有力大学との提携が進んでいるとのことでした。特に、北京、上海、香港、シンガポールのいくつかの大学名が挙げられました。さすが、ビジネスを教える学校だけに素早い対応と感心したものです。

コメント3

「10分でわかる だまされないためのファイナンス超入門」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

富士山を目標にする人はいつか富士山には登れるでしょうが、エベレストには登れない。

澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長