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「リーンスタートアップ」は顧客開発の発想から生まれた

プロが納得した「事業立ち上げモデル」~インタビュー編1

  • 堤 孝志,飯野将人,瀬川 明秀

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2012年4月13日(金)

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 堤孝志氏と飯野将人氏はベンチャーキャピタリストとして、これまで数々の事業の立ち上げや企業への投資をしてきた。その10年以上のキャリアを以てしても「ベンチャー企業が成功するための条件や失敗する要因を汲み取ることはできなかった」と考えていた。だが、米国でいくつもの企業を立ち上げてきたスティーブ・ブランク氏が2005年に出した『The Four Steps to the Epiphany』に出会い衝撃を受けた。その本には、まさに事業を立ち上げるための成功と失敗の要因が懇切丁寧にまとめていたからだ。
堤氏はスティーブ・ブランク氏を直撃し、その本を日本語に翻訳(『アントレプレナーの教科書』)する権利を獲得、以来、本業のかたわら、ブランク氏の指導を受けたり、勉強会を開催したりするなど、ブランク氏が言う「顧客開発モデル」の普及に尽力してきた。
今年4月からは、そうしたプライベートな活動をブランク・アンド・アソシエイツ・ジャパン(仮称)と名付け一層本格化させている。BAJには記者も取材を兼ね個人的に参加してきた。この連載では、これまでの勉強会でのエッセンスや最新のトピックスについて紹介する。最初の2回は、堤、飯野両氏に、顧客開発モデルとは何かについて答えてもらった。

(構成:瀬川明秀)

何故、いま「リーンスタートアップ」「顧客開発モデル」なのか

―― ベンチャーキャピタリストである2人が、なにゆえ、「リーンスタートアップ」「顧客開発モデル」を注目しているようになったのでしょう?

飯野:私たちにはそれぞれ事業立ち上げの経験もあるし、2人とも欧米の大学で経営学を修めたしベンチャーキャピタリストとして10年以上も起業家の成功や失敗をみてきた経験もあります。それでもベンチャー1つひとつの成功や失敗にはそれぞれ固有の要因があってとてもさかしらに「こうすればきっとうまくいきますよ!」と助言できるような経験に裏打ちされた英知を持っている、と言い切る自信はありません。

 私たちにできることといえば、今でも起業家と一緒に精々愚直に苦楽を共にするということだけです。世の中には流行歌のように出てきては消える「最新経営トレンド」があふれているので、正直そうした経営ノウハウの修得に熱心であるべき僕たちも、ビジネス本を追いかけるのに飽いてもいました。つまり、極端な言い方をすれば、経営ではすべての事例に通用する理論などほとんどないと思っていたのです。

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