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日本でもリーンスタートアップが注目された始めた理由

提唱者の弟子たちが答える「Lean startUp model」~インタビュー後編

2012年4月24日(火)

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スティーブ・ブランク氏が2005年に出版した『The Four Steps to the Epiphany』に出会った日本のベンチャーキャピタリストである堤氏、飯野氏は「ベンチャーにも成功するルールがある」と思い始めた。その本には事業を立ち上げるための成功と失敗の要因が懇切丁寧にまとめられていたのだ。堤氏はスティーブ・ブランク氏を直撃し、その本を日本語に翻訳(アントレプレナーの教科書)した。以来、本業のかたわら、ブランク氏の指導を受けたり、勉強会を開催したりするなど、ブランク氏が言う「顧客開発モデル」の普及に尽力してきた。
今年4月からは、そうしたプライベートな活動をブランク・アンド・アソシエイツ・ジャパン(仮称)と名付け一層本格化させている。このBAJの活動には記者も取材を兼ねて1年ほど参加してきた。この連載では、これまでの勉強会でのエッセンスや最新のトピックスについて紹介する。最初の2回は堤、飯野両氏に、顧客開発モデルとは何かインタビュー形式で答えてもらった。今回はインタビューの後編。

(構成:瀬川明秀=日経BPビジョナリー経営研究所研究員)

<関連記事>「ザリーン

前回から読む>

<前回の最後の部分から>
 スタートアップとは本質的にどういうことなのかを解きほぐし、そのソリューションとして、仮説検証の繰り返しにより顧客ニーズを確認し、ビジネスモデルを構築するという標準的プロセスを示したことは、実はすごく画期的なのです。ブランク氏が、最近ドラッカーやクリステンセンとならんで、ハーバードの「The Masters of Innovation」に選出されたのにも私はうなずけます。

つまり、大企業のビジネスの多くは「世の中にすでに存在していて誰が顧客でどの程度のサイズの市場があるかがわかっている製品についてのビジネスを競合よりもどう上手に実行するかの競争」であるのに対して、スタートアップは「そもそも需要があるのかどうか、それがあるとしても十分に大きいかどうかが全く不確実なので、そもそも『実行』するより前に『何を作れば顧客に売れるのか』を探ることが重要ということ。

飯野:そして、この、当たり前のことを改めて確認しながら、『何を作れば顧客に売れるのか』を探る手順を懇切丁寧に解説しているところがビジネスの現場で歓迎されているのです。更には、ブランク氏は、ビジネススクール(B-School)が教える経営学を既存ビジネスの実行手順についての学問ととらえ、これに対比する形でアントレプレナーに必要な探索の手順についてのノウハウを『Entrepreneur’s School (e-School)』と呼んで体系化しようとしています。この知的作業はブランク氏が閉鎖的に行っているのではなく、実務家やアカデミアを巻き込んだオープンな環境で行われている点もまた、広く受け入れられる理由の1つと言えます。

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「日本でもリーンスタートアップが注目された始めた理由」の著者

瀬川 明秀

瀬川 明秀(せがわ・あきひで)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ビジネスアソシエなどを経て、日経ビジネスオンライン開設後はオンライン編集がメインの業務。2012年からは日経BPビジョナリー経営研究所の研究員を兼務。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長