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「施し」ではなく「ビジネス」を

途上国で高付加価値ブランドを展開するマザーハウス山口社長

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2012年6月28日(木)

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バングラデシュで現地の素材を使ったバッグブランドを立ち上げた。「かわいそう」ではなく「かわいい」から買われる商品作りが必要と言う。

(聞き手は、外薗祐理子・日経エコロジー記者)

山口 絵理子氏
マザーハウス社長兼デザイナー。1981年生まれ。バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。23歳で起業を決意。2006年同社設立(写真:五十嵐隆裕)

 バングラデシュでバッグを生産し、日本で販売して6年になります。私が立ち上げた「マザーハウス」は、バングラデシュで現在55人の工員を雇い、ネパールにも工場を持っています。日本と台湾に12店舗を構えます。

 日本の大学で開発学を学び、単身バングラデシュに留学しました。最貧国と言われるこの国では汚職がはびこり、援助が必要な人に届きません。誰もが必死に生きていました。先進国で生まれ育った自分にできることは何もない。諦めかけていたころ、「ジュート」に出合いました。バングラデシュが世界の輸出量の90%を占める天然繊維です。

先進国と対等に取引することが持続可能な成長

 これを使って「かわいいもの」を作りたいとひらめきました。品質もデザインも優れ、気に入って買ったら「メード・イン・バングラデシュ」だった。そんな途上国発ブランドを作り、先進国と対等に取引することが持続可能な成長につながると考えたのです。

 「フェアトレード商品」は、品質が悪くても「かわいそうだから」という理由で買われることが多く、品質向上のための設備投資をしようという発想になりづらいという問題があります。

 一方、大企業は低コストを求めて大量生産をしています。雇用創出はいいけれど「機械より手作業の方が安い」と夜を徹した長時間労働を強いることも多い。そうした工場で名前すらまともに呼ばれたことのない工員がたくさんいます。

 当社の目標は、普通の企業と同様、お客様の満足です。ものづくりでは妥協しません。現地の素材は特色の1つですが、先進国の服飾技術で洗練されたものにします。ミシンはドイツ製です。

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